表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーティファクト・ギア  作者: 天道
第1章 召喚と契約編
2/172

第2話 大胆不敵な幼馴染

今回は天音の幼なじみの千歳が暴走します(笑)

「おーい、天音!」

 授業が終わるとすぐに鞄を持った恭弥が俺の席に来た。

「何だ、恭弥?」

「さあ、今日こそ俺の旅仲か――」

「それより、その頭にある筒は何だ?」

「へっ?」

 恭弥が頭を触ると、棒状の小さな筒が置かれていた。それを手に取ると、筒の端に導火線が付けられており、すでに火が着けられていた。赤い色の筒が不気味なオーラを漂わせており、黒文字でこう書かれていた。




『DYNAMITE』




 ダイナマイト。つまり爆弾だ。

「どわぁあああああああああっ!?」

 恭弥は急いでダイナマイトを運よく空いていた窓から投げ捨てた。

 ドォオオオーン!!!

 投げ捨てて数秒でダイナマイトは空中で爆発した。爆発の規模はとても小さく、恭弥の頭に置かれていたから恭弥だけを狙ったのだろう。そして、恭弥を狙ってダイナマイトを使う人間を俺と恭弥は知っている。

「千歳ぇええええええーっ!!」

 恭弥は千歳の名前を叫んだ。そう、恭弥の頭に超小型ダイナマイトを置いたのは千歳だ。理由はわからないけど、恭弥が俺に何かをしようとする度に今さっきのようにダイナマイトを仕掛けたりする。

「恭弥、どうしたの?」

 いつの間にか俺の隣にいる千歳は首を傾げて尋ねる。

「どうしたのじゃねええええ! いつも言っているだろ!? 俺にダイナマイトを使うんじゃねよ!」

「だって、恭弥が天音を取ろうとするからいけないんだからね」

「だからって殺すか、普通!?」

「大丈夫だって、私のダイナマイトは爆発受けても誰も死なないから♪」

 人差し指を頬に付けて恭弥にウィンクをする天音。

「そんなわけあるかぁあああああああっ!!」

 一方的に怒り沸騰で怒鳴っている恭弥だが、千歳には反省の色が全く無い。この光景は俺にとっては当たり前の出来事なので俺はのんびりと見ている。

 さて、千歳が何故ダイナマイトと言う超危険物を持っているかというと、きっかけは小さい頃に俺と一緒に見たアメリカのアニメだ。アメリカのアニメのギャグでよく使用される主人公がダイナマイトを使って相手を黒焦げにしたり、ぶっ飛ばしたりするハチャメチャな映像に千歳は心を打たれたらしく、それからダイナマイトについて勉強をして、ダイナマイト使いとなった。しかし、何故かわからないが、千歳がダイナマイトを使うと筒の中に入っているニトログリセリンの量など関係なく爆発の威力を制御することが出来る。

 そのお蔭もあってか、ダイナマイトの被害は少なく、爆破相手 (ほぼ恭弥限定だが)は怪我など一切せずにせいぜい黒焦げ程度で済む。しかし、それでも恭弥はダイナマイトが怖いらしく、このようにいつも千歳に怒っているが止める気配は無いに等しい。

「あ、そうだ。これからちょっとおじいちゃんに用事があるからここで失礼するよ~」

「ん。そうか、わかった」

「じゃあね、天音。恭弥に食べられないようにね」

「その時は携帯でお前を呼ぶよ」

「了解♪ 一分以内に来るからね」

 千歳の事だから本当に一分以内に飛んで来て、恭弥をダイナマイトの大量使用で爆撃しそうだ。

「ちょっと待てや、千歳!! 誰が天音を食うか!?」

 恭弥の怒りも虚しく、千歳はすでに教室から出て行った。

「あんの……ダイナマイト娘が……いつか絶対に負かしてやる!」

フルフルと拳を握って怒りを抑える恭弥。だけど、俺は一つ思う。恭弥が千歳に勝つことは……一生無理だな。千歳、ある意味無敵少女だから。

「恭弥、気分転換に学園を探検でもする?」

「応、もちろんだ! ついでに俺たちの秘密基地を見つけようぜ!」

「見つかったらね」

こうして、俺と恭弥は学園内を探検することになった。明日の契約が行われる聖霊樹の場所をしっかり覚え、学園のいろいろな場所を歩き回った。しかし、俺と恭弥が気付いた時にはもうすでに夕暮れ時になっていた。さすがに時間が少し遅くなりすぎたので、急いで俺たちは天聖学園の学生寮に向かった。


   ☆


「じゃあな、天音。また明日な!」

「ああ、じゃあな。恭弥」

 学生寮に入るなり、俺と恭弥はその場で別れた。天聖学園は全寮制で、実質一年の大半をこの天聖学園で過ごすことになり、実家に帰られるのは夏休みや冬休みなどの長期休暇だけとなる。

「えっと……1207号室。ここだな」

 俺は事前にもらった鍵の番号を確認しながら、今日から一年間住む部屋の前まで来る。それにしても、俺の部屋のルームメイトは誰だろう? そう思いながらドアに手をかけると、ドアはすでに開いていた。俺はドアをゆっくり開ける。

 ガチャ。

「失礼しまーす」

「お帰りなさい、あなた♪」

 パタン。

 無言で扉をすぐに閉める俺。ドアの向こうには聞いたことのある声に見たことのある顔が………………あれ???

「今の……千歳?」

 何故俺の幼なじみがこの部屋に? 部屋番号は間違ってないな……普通の学生寮のルームメイトは同じ同姓のはずだよな? と言うか、何故にあんな淫らな服装だったの!?

 深呼吸を何度も繰り返し、気持ちを落ち着かせて、確認のために俺はもう一度部屋のドアを開ける。

「お帰りなさい、あなた。ご飯にします? シャワーにします?」

 どうやら俺は幻覚を見ていないようだ。裸エプロン姿の千歳は恥ずかしそうに頬を少し赤く染めている。待て、これは何のシチュエーション?

「それとも……」

 千歳は近づいて俺の首に腕を巻いた――ちょっと待て、千歳さん。あなたは何をしている!? そ、それにあなたの大きくて柔らかいものが当たっていますが!?

「天音、私の初めてを貰う?」

「実家に帰らせていただきます!」

 この場にいたら俺の貞操が絶対に危ない! 急いで実家の神社に戻って滝に当たって煩悩を消さないと!!

「ダメー! 行っちゃダメー!!」

「ぐえっ!?」

 実家に帰ろうとする俺に千歳は俺の首を絞めて部屋に引きずり込む。

「けほっ! けほっ……千歳……」

「ん? なーに?」

 首を絞められた所為で少しの間だけ息が出来なかった俺は千歳を睨むが、千歳はニコニコしながら俺を見ている。幾ら幼馴染とは言え、もう怒ったぞ。

「早く……」

「ふえっ?」

「早く普通の服に着替えなさい!!」

 俺は怒りの形相で千歳を怒る。

「ひゃああ!? は、はい!!」

 無理やり千歳をシャワールームに押し込んで扉を閉める。

「はぁ……」

 ため息を思わず吐いてしまう。ため息をつくと幸せが逃げてしまうとよく言うが、幼い頃から千歳関連のことでため息を数え切れないほど吐いているのでもはや関係ない。

「それにしても、良い部屋だな」

 千歳が着替え終わるまで、現実逃避をしよう。天聖学園の学生寮は一流ホテル並の設備が整っている。清潔感あふれる部屋に大きめのベッドが二つ並んでいる。おお、ふかふかだ。俺の実家の布団とは比べものにならないぞ! 他にも簡易キッチンがあるから、簡単な料理も出来るし、高級薄型テレビもある。

 流石は天下の天聖学園。クォリティーが最上級だ。

「着替え終わりました、あなた」

 うん、現実逃避終了のお知らせだ。シャワールームから私服に着替えた千歳が出てきた。

 俺の幼馴染の天堂千歳は日本人女性特有の顔をしていて、いつも笑顔を絶やさないように笑っている。俺と同じ黒髪で、俺より短いがそれでも長めの肩より少し伸びているセミロングだ。ちなみに、千歳の服装は喫茶店のウェイトレスの服装を模したアンナミラーズ風の服だった。なかなか可愛いじゃないか。せめて最初からこの服で出迎えを――って。

「そうじゃないな。千歳、そこに座りなさい。」

「あ、うん」

 俺と千歳は正座でカーペットが敷かれた床に座り、話し合いを始める。

「さて、相変わらず色々突っ込むことが多いけど……まず始めに、どうして俺のルームメイトが千歳なんだ? どうやって一緒の部屋にした?」

 これがまず一番重要な議題だ。さて、千歳はどんな手を使ったんだ? さあ、聞いてやろうじゃないか。

「おじいちゃんに頼んで一緒にしてもらった」

 あっさり答える千歳。ガクッとうなだれる俺だが、何となく納得してしまう自分がいた。なるほど、そういうことか……。

「そう言えば、千歳の爺さんはこの学園の理事長だったな」

 千歳の爺さん、天堂厳武(てんどうげんむ)はこの天聖学園関東校の理事長を勤めている。理事長の力さえあれば学生寮の部屋決めを操作するぐらい簡単な事。厳武爺さんは自分や他人に厳しい性格で教師や生徒の多くの人に尊敬される人だが、たった一人の孫である千歳にはとても甘く、千歳のお願いなら大抵叶えてしまうほどである(もっとも、千歳の爺さんへのお願いは一年に数回程度だが)。

「だけど、年頃の孫娘を男と屋根一つの下で暮らさせるのはどうかと思うけど……」

「大丈夫! だっておじいちゃんも千歳の婿は天音しか居ないって言ってたから!」

「おい……」

 ため息を吐きたくなるが、それよりも先に俺の頭に強烈な頭痛の痛みが入る。幼なじみの千歳は互いの両親が友人同士で、赤ん坊の頃からずっと一緒だった。生まれてから約十五年の大半を一緒に過ごし、一緒に成長してきた。小学校と中学校も同じで、ずっと一緒のクラスである。

 千歳は物心ついた頃からずっと俺の事が大好きらしい。本人曰く、夢が俺のお嫁さんらしい。どうして俺なのかと昔一度聞いてみたら……。

『私が天音を好きな理由? それは簡単だよ。私は天音が大好きで、ずっと一緒にいたい。ただ、それだけだよ? だけど、天音はまだ私の事を好きになってないみたいだから、いつか絶対に天音が私の事を大好きになるように諦めないで頑張るから、覚悟してね♪』

そう言ってウィンクする千歳に自分の顔を真っ赤にした記憶が頭に過ぎる。

「全く……爺さんまで公認なのかよ」

 爺さんまで認めているのならもう部屋を変更出来るわけないな。もうこれの件については完全に諦めるしかない。

「わかった。千歳が同じ部屋なのは了承した。次だが、どうして裸エプロンで俺を出迎えたんだ?」

「ん? 裸エプロンじゃないよ?」

「はい?」

 あれが裸エプロンじゃないならなんだ?

「エプロンの下にビキニの水着を着ていたんだよー」

 なる程、水着エプロンか……って、そういう問題なのか?

「と、とにかく、もう二度とあんな事をするなよ?」

 これから何回もあんなことをされたら俺の理性が危ない!

「あはは! 天音、顔真っ赤~!」

「黙れ!」

 つ、疲れた……シャワーでも浴びてリフレッシュするか。あらかじめ実家から送って貰った荷物からバスタオルと着替えを取り出す。

「あ、シャワーに行くの? なら、お背中をお流ししましょうか?」

ニヤニヤと悪い笑みを浮かべる千歳。もう! 懲りないなぁ、この子は!?

「結構です!!」

 俺は逃げるようにシャワールームに入ると、残された千歳は小さく笑って呟いた。

「やっぱり可愛いな~、天音♪」


   ☆


 シャワーで今日の汗を流し、寝間着であるTシャツとジャージのズボンに着替えてベッドに向かう。

「ふぅ~、さっぱりした」

 バスタオルでゴシゴシと髪の毛の水分を取ると、隣のベッドに寝転んでいる千歳が俺を見て注意するように言う。

「あーっ! 天音、ダメだよ! そんな乱暴に拭いちゃったら!」

「えっ? 何が?」

「もぉーっ! ガサツなんだから。ちょっと貸して!」

 そう言うと千歳は俺からバスタオルを奪い取り、後ろに回り込むと俺の髪をバスタオルと手で挟み、やさしく押すように丁寧に拭いてきた。

「綺麗な髪なんだからもっと大切にしなきゃダメだよ? そんなやり方じゃ、キューティクルが傷んじゃうよ?」

「……別に好きな髪じゃないんだから何でもいいよ。」

 寧ろ嫌いな部類に入っている。

「そうかな? 私は好きだよ。天音の髪。とても綺麗でサラサラしているし」

 ある程度髪の水分を拭き取ると、千歳は自分のバックから自前のドライヤーを取り出してコンセントを入れる。電源を入れ、人工的な生暖かい風を髪に当てて仕上げに乾かしていく。

「俺はいい加減バッサリ切りたいよ。髪を洗うのも大変だし、乾かすのも一苦労だから」

「だったら、私が毎日天音の髪を乾かしてあげるよ」

「千歳が、俺の髪を?」

「まあ、予行演習ってことで」

「何のだ?」

 俺の人生に関わっていることは間違いないが、想像したくない。そう思っているうちに俺の髪が乾いていき、千歳はドライヤーの電源を切る。

「ありがと、千歳」

「まだそのままでね」

「なぬ?」

 立ち上がろうとする俺を千歳は肩に手を置いてベッドに座らせたままにして、今度は櫛を取り出した。

「――――♪」

 鼻歌を歌いながらご機嫌な態度で、俺の髪を優しく、ゆっくり梳いていく。

「むぅ……」

「ん? どうかしたの?」

「いや。何か変な感じがして……」

「そう? ねえ、天音」

「なに?」

「明日の儀式、楽しみだね。」

「そうだな。千歳の媒体はやっぱり“レイジング”か?」

 聖獣契約には契約のために媒体と呼ばれるものが必要になる。それは、自分が最も愛用している“道具”なのである。千歳はダイナマイト以外に扱う武器が存在し、その名前を千歳は愛称として“レイジング”と呼んでいる。

「まぁね。やっぱり扱いなれている媒体と言ったらあれしかないからね。天音は……やっぱりあの刀?」

「ああ、もちろん」

 俺は契約の媒体として実家の“蓮宮神社”にある宝刀を使う予定だ。蓮宮神社ではその家に生まれた子 (男女関係なし)の十五歳の誕生日にその子の専用の武器を神谷神社と深い関わりのある鍛冶師に頼んで作ってもらい、それを十五歳の記念に貰う仕来りがある。俺もその仕来りで去年の十五歳の誕生日に俺だけの刀を親父から受け取った。

「はい、終わったよ」

 櫛で髪を梳かし終り、千歳は俺の髪を軽く撫でる。

「サンキュー、千歳」

「どういたしまして。それじゃあ、そろそろ寝る?」

「そうだな。明日のために早めに寝るか」

「うん。さてと……」

 千歳は俺の目の前で私腹を脱ぎ始め――ちょっと待て!

「千歳、頼むから俺の前で脱いだりしないでくれ」

「ええー? いいじゃない。どうせいつかは見られるんだから、遅かれ早かれ♪」

「せめてカーテンを使って……お願いだから」

 これ以上俺を疲れさせないで……。

「……わかったよ。もう!」

 千歳は二つのベッドの間に設置されたカーテンを引っ張ってお互いを見えないように仕切りを引いた。このカーテンがあって本当に良かった……と思う俺がいる。それから一分もしないうちにカーテンが開いた。

「ねえ、どうかな? 天音」

 私服からパジャマに着替えた千歳がクルッと回って俺に見せる。千歳のパジャマはシンプルなピンク色の長袖のパジャマだった。

「まあ、似合っていると思うよ?」

「そう? ありがとう!」

 俺にパジャマ姿を褒められて笑みを浮かべる千歳。そんな小さなことで嬉しかったのか? 疑問を浮かべる俺を置いておき、千歳は機嫌が良いまま自分のベッドに潜り込む。

「電気消すよー」

「うん!」

 部屋の電気を消し、俺も自分のベッドに入る。

「お休み、天音」

「ああ、お休み」

 俺と千歳は寝る前の挨拶をすると、そのまま目を閉じて眠りについた。


   ☆


 ピピピピピピピピピッ!!

 学生寮に住み、初めての朝に目覚まし時計が鳴り響いた。

「んぅ……朝か……ふぁあ……」

 欠伸をして起き上がり、鳴り響く目覚まし時計を止める俺だが、腰に何か少し締め付けられる違和感が……。隣のベッドに視線を向けるがそこに千歳の姿はない。瞬時に脳裏に嫌な予感が過ぎる。

「ん……」

 ベッドの中から小さな声が響いた。

「……まさか」

 ガバッ!

 布団をめくるとそこには信じたくなかったが、予想通りの光景が俺の目に飛び込んできた。

「んにゃ……天音ぇ……」

「千歳……」

 俺の腰を抱きしめながらすやすやと眠っている幼馴染。とりあえず、着ているパジャマが乱れていない……良かった。過ちは犯していないな。

「むふふぅ……天音、たくさんご奉仕してあげるからぁ……」

 何の夢を見ている? まったく、この子は……。

「はぁ……」

 右手で拳を作り、軽く息をかける。そして、天井に向けて高く振り上げ、一気に振り下ろす。

「起きろ」

 ゴギィン!!!

「ふにゃああああああ!?」

 拳骨が頭を殴る音と、千歳の猫に似た絶叫が朝の学生寮に響いた。



.

ある意味最強キャラ候補の千歳ちゃんでした!


天音が大好きでちょっと行きすぎています(笑)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ