1/2
朝起きたらホラーだった (表)
朝起きたらホラーだった。
目覚まし重い瞼を開いた、そこには──。
瞳に映る奇怪なそれ。
一発で目の覚める怪奇。
天井に溢れる無数の手の跡。
板張りのそこに広がる漆黒のそれは
まるで何かの呪いのよう。
突如振動が襲ってくる。
まるで家中が震えているように。
悪寒がはしり実が縮こまる。
今にも失禁してしまいそうだ。
堪えられない。
重い布団を引っ剥がし
私はその部屋を飛び出した。
事故物件とは聞いていないのになんとも気味の悪い話だ。
全く、これだから安物物件は……。
10分後の裏バージョンに続きます。




