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StoryCode:“mousou”#1 『紅の玉座 — 血肉篇』

StoryCode:“mousou”#1『紅の玉座 — 血肉篇』


### 第一章 葬送曲は血の音で


王ヴァレリウス七世の死体は、玉座の間に横たえられていた。

口から黒紫の泡が溢れ、舌は噛み千切られていた。

瞳は飛び出し、眼窩から糸を引くように血が滴る。

「毒殺だ」

宰相エドガルドが告げた瞬間、

レオンファルドは剣を抜き、

カインの側近の喉を一閃で裂いた。

噴き出した血が玉座の緋色の絨毯を、さらに濃い紅に染めた。


### 第二章 最初の血


螺旋階段の手すりに吊るされた剣術師範の首は、

眼球が抉り取られ、口には自分の陰茎が押し込まれていた。

喉の刻印「カインの剣」は、熱した鉄で焼かれ、肉が焦げる臭いが漂う。


カインの愛人侍女は、天井から逆さに吊るされ、

腹を裂かれ腸が床に這い出していた。

胸の焼き印「レオンの印」は、骨が見えるほど深く刻まれ、

まだ煙を上げていた。


セリナは、侍女の腸を指で摘み上げ、

「綺麗なピンクね」と呟いた。


### 第三章 毒の晩餐


葡萄酒に混ぜられた毒は、

カインの喉を内側から溶かし始めた。

彼は自分の喉を掻き毮り、

爪が肉を抉り、血と肉片が飛び散る。

レオンファルドも同じく、

胃が逆流し、胆嚢が破裂して緑色の胆汁が口から噴出した。


セリナは二人を観察しながら、

「仮死薬の副作用で、皮膚が内側から剥がれるのよ」と説明した。

実際に、カインの腕の皮膚が、

まるで手袋を脱ぐように捲れ、

赤い筋肉が露出した。


### 第四章 裏切りの連鎖


地下牢に運ばれたレオンファルドとカインは、

鎖で壁に磔にされた。

セリナは熱した鉄の釘を、

カインの膝蓋骨に打ち込んだ。

骨が砕ける音が響き、

髄液が噴き出す。

「これで、逃げられないわね」


アレクシスはセリナの背後から現れ、

彼女の腹を短剣で抉った。

腸が零れ、セリナは自分の臓器を掴み、

「まだ……終わらない」と呻いた。


### 第五章 目覚めの血


目覚めたレオンファルドは、

目の前で鎖に繋がれたセリナを見て、

彼女の左目を親指で押し潰した。

眼球が破裂し、硝子体が指の間から滴る。

カインはセリナの右腕を剣で切り落とし、

断面から噴き出す血を浴びながら、

「これで、お前も片手だ」と笑った。


セリナの悲鳴は、

地下牢の壁に染み込み、

永遠に響き続けるかのようだった。


### 第六章 最後の玉座


カインがレオンファルドの背中に剣を突き刺した時、

剣は心臓を外れ、

肺を貫いた。

レオンファルドは血を吐きながら、

カインの顔を爪で掻き毮り、

眼球を抉り出した。

カインは片目で笑い、

「兄貴、悪いな」と呟いた。


アレクシスの短剣は、

カインの喉を横に裂き、

気管が露出した。

カインは自分の喉を掴み、

血の泡を吹きながら倒れた。


### 終章 紅の戴冠式


玉座の間に積まれた三人の死体は、

レオンファルドの腹は裂かれ、

内臓が引きずり出されていた。

カインの片目は抉られ、

喉は裂け、

アレクシスの胸は、

自分の短剣で心臓を貫かれていた。


セリナは、

自分の切り落とした右腕を手に持ち、

玉座に座った。

「これが、私の王冠」


老王ヴァレリウス七世が現れた瞬間、

セリナは彼の首を、

自分の切り落とした腕で絞めた。

老王の顔が紫に染まり、

舌が飛び出し、

最後に眼球が破裂した。


血の海の上に、

少女王は立っていた。

足元には、

父の首が転がり、

兄たちの死体が山と積まれていた。


「王位は、血でしか証明できない」

彼女は呟いた。

「そして、私は、最も多くの血を浴びた」

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