StoryCode:“kojo”#4『ゼロからカウントダウン』
StoryCode:“kojo”#4『ゼロからカウントダウン』
A「カウントダウン」
B「カウントダウン?」
A「もちろんカウントダウンはご存知だよね」
B「あー、もちろん知ってますよ。はいはい」
A「カウントダウンってさ、みんな、1からスタートしてんじゃん」
B「そうね」
A「でも本来はゼロからだからね」
B「うん、確かにそうね。ストップウォッチなんか、0、1、2、 ⋯だね」
A「そうでしょ?だから今までみんなが数えてきた数字って、全部マイナス1されてなきゃダメなわけよ」
B「うわー、中々のものだねそれは」
A「すっごいスペクタクルな話よ、これって」
B「でも、そのゼロからスタートさせてるものも少なからずあるわけだから」
A「無いね。ないない」
B「決めつけるのは良くないんじゃないか?」
A「これはね、決めつけてもいいぐらいのやつなんだよ」
B「いやいやダメでしょ」
A「ダメじゃない」
B「ダメだって」
A「ダメじゃない」
B「どうしてそんなダメダメ言うの?」
A「ダメって言い出したのはそっちからだよ」
B「それはごめんなさい」
A「しっかりと。もうちょいはっきり言ってよ」
B「ごめんなさい」
A「もっと言わなきゃ。ごめんなさいって」
B「それ、さっき私が言ったごめんなさいよりも、テンション低くないっすか?」
A「心」
B「重いですね、これは」
A「重い話をしてるよ。私は」
B「心のことなんてあなたに言われる筋合い無いよ」
A「カウンセリング経験ありますよ」
B「え、マジで?」
A「ちょっと私ね、希死念慮なんですよね」
B「ほう」
A「まぁ結構な頻度でね、そういう深層に陥ってしまうので、学校に常設されていたカウンセリングルームで暇があれば、出向いてましたわ」
B「こんなことを聞いて笑ってくれるユーザーがいると思いますか?」
A「じゃあそれで笑ってくれるのがホンモノなんじゃない?」
B「お、強気な発言ですね」
A「まだ何にも成し遂げてないのに、ここまでの余裕と強気」
B「褒めるに値する事だなぁってね」
A「これに関しては褒めてほしいね。じっくりコトコトと」
A「カップヌードル」
B「カップヌードルではありません」
A「カップヌードル以外にじっくりコトコトに関連すものってあんのかよ」
B「え、何があるんですか」
A「じっくりコトコトだよ」
B「まとまった話をしましょうか」
A「まるで今までの話に欠落部分があったような言い方」
B「あったんじゃないっすか?みんな、ポカーンっとなって首を曲げていますし」
A「傾け⋯の方が適切ですね」
B「ヘアピンカーブ」
A「ヘアピンカーブ?」
B「もちろん、ヘアピンカーブはご存知だよね?」




