StoryCode:“kojou”#1『一概』
シナリオ墓場の中にポツンと置いておこう。
StoryCode:“kojou”#1『一概』
A「まずはね、今日みんな来てくださってね、ありがとうございます」
B「そうね、しっかりお礼をしないとね」
A「大事なお客さんだからね。お客さんが居てこその我々ですから」
B「それに限るよね。結局ね、なんだかんだ言って、我々だけがステージに立ってても何にもなりませんからね」
A「そうですね、やっぱりお客さんの笑顔あるなしだと180度変わってきますからね」
B「あ、今、凄い強気な発言が飛び出して来ましたね」
A「え?私今なにか引っかかるような事言いました?」
B「笑顔あるなしだと変わってきますね⋯とかなんとか言ってませんでした?」
A「あー、ハイハイ⋯言ったかも知れません。それが何か?」
B「ものすごい自分たちのネタに自信があるんだなぁっと思いましてね」
A「けっこうやばいですかね、これって」
B「そうでも無いんじゃないですか?」
A「え、ああそうなんですか?てっきり私は、むむむ⋯ってなられるのかと思ったんですけどね」
B「そこまでは無いっすね。結局我々って一心同体じゃないですか?相手の気持ちとは常に同期された存在ですから(`・ω・´)キリッ」
A「お、中々気持ちの悪い事を言われるんですね」
B「そうですか?これは元々あなたが言っていた言葉なんですけとね。それを私が今、こうして拝借させてもらったばっかりです」
A「覚えてないですね」
B「思い出してください」
A「うーーーーーん、無理ですね」
B「じゃあコンビ解散しますか」
A「え、それは名案だと思います。私もこの漫才に飽き飽きしていたとこですから」
B「そもそもこの漫才が始まったのって⋯」
A「イントロの部分?」
B「漫才の始まりをイントロって言ってしまうのでしたら、私はあなたとコンビを継続させたいです」
A「そんなに興味深い言葉では無い気がするのですが⋯」
B「あなたが思ってる以上にイントロっていう言葉は過去に流行ってるんですよ」
A「過去⋯ですか、それでしたら、あまり興味は無い類の話ですね」
B「なにゆえ」
A「やはり、私は今を生きていますので。今を大事にしたいと思ってる次第であります」
B「でも、今、というのは終わりますよ」
A「????」
B「、、、はい。終わった。、、、今も、今も⋯今、今⋯『今』って一概に言っても、今、っていうのは直ぐに終わるんです」
A「一概に言い過ぎじゃないのかな」
B「一概に言ったらイントロとの言葉も、、、」
A「一概ってなんすか?」
B「辞書引きなさい」
A「漫才だからグッズなんて使えませんよ」
B「じゃあコントしましょ」
A「そですね」




