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StoryCode:“senmou”#1 『劇物アーティスティック』

妖しい

StoryCode:“senmou”#1 『劇物アーティスティック』


───────────────────┨


「おいひい⋯」

「やべぇ⋯マジで⋯やべぇ⋯」

「うん?いひひょうそお?」

「うん⋯やばい⋯イクかも⋯⋯」

「ひいよ、だして⋯いっぱいここに⋯だひていーよ」


なんでこんな気持ちいい事、やれてるんだろうな俺って。

ダメだろ。俺なんかがこんな事やってちゃ。何かを成し遂げれた訳じゃないのに、どうしてだろうな⋯。だけどこれをせがんできたのは、彼女の方だ。


「⋯⋯ンハァ⋯あーイク⋯⋯」

「ンン!⋯⋯⋯⋯んぁ⋯」

俺の元から発射された白濁液が彼女の口腔に目掛けてぶち込まれる。彼女はそれを受け止めるために、俺の尻を支えるように握力を掛ける。

口腔は精子まみれ。口の周りは唾液まみれ。

俺と彼女の愛の象徴とも言うべきものが、100%形作られていた。

彼女は口の中を開け、妖艶とした表情で俺に迫る。

「きもひよかっあ?」

口腔内にはまだ白濁液が貯蔵されている。そんな彼女の口から発せられる天使のような声に、俺のモノは再び反り返ってきた。

「うん⋯最高だった」

「⋯⋯⋯ん?アレー?」

彼女は口に溜まった精子を俺が渡したティッシュに吐き出す。ペロッと吐き出された精子には彼女の唾液も混在しており、それはとても⋯⋯⋯⋯あー、、ヤバい。

「まだまだイケそうだね」

「でもこれ以上は⋯」

「あれ?もしかして私の心配してくれてんの?」

「うん⋯そりゃあまあ⋯女の子にしかリスク無いしさ⋯これって」

「⋯⋯ふぅーん。なぁんだ」

「⋯⋯!?」

彼女が突然、俺をベッドに押し倒す。俺は仰向け状態となり、その元へ彼女が覆い被さるように接近してくる。胴体までやって来た彼女の小悪魔的な表情が、理性を崩壊させるには十分なマテリアルだった。

「女の子のそんな所まで考えてくれるなんて⋯もうほんとに好き。大好き。好き過ぎて⋯もう何でもいいから、あなたの願いだけは叶えてあげたくなる」

彼女が抱き着いてきた。俺は問答無用で彼女を抱き返す。俺の肉棒は、当然彼女の接近に伴って肥大化を遂げ、彼女の尻を撫でるように反り上がってきた。

「あー、もう、なんかお尻に当たってるんですけどー」

「だってもうこんなのダメだって⋯」

「ダメって⋯なに?我慢出来ないってこと?」

「当たり前じゃん⋯!こんな可愛い人が仰向けの男に接近したら、傍から見ても勃起するよ⋯!」


────────────────────┨


「⋯⋯⋯⋯⋯すみません」

「ん?カット!」

「すみません、カット入りまーす!」

「どうした?」

「あの、やっぱりこの台詞おかしくないですか?『傍から見ても勃起するよ』って」


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