表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ストロングなアイツ!

ストロングゼロ太郎

作者: Kei.ThaWest

 むかーしむかしあるところに、どんぶらこ、どんぶらこ、とおじいさんとおばあさんが流れてきました。


 ストロングゼロ太郎はきっと酒に酔って幻を見たのであろうと思い、山へ芝刈りに。川へ洗濯に。都へ天下取りに。


 天下人となったストロングゼロ太郎が海辺を歩いていると、子供達がおじいさんとおばあさんを棒で叩いていじめていました。


「こらこら、かわいそうなことは止めておきなさい」


「うるさいやい! こんな年寄りの年金の為に、俺たちは貧乏暮らし! その日食うものにも困ってるんだい!」


「痛い痛い! 底辺民の僻み妬み嫉みが痛い! そこの人、どうかわしらを助けてはくれまいか?」


 ストロングゼロ太郎はストロングゼロを飲み干して、綺麗に禿げ上がった頭をポクポクと叩きました。


「ポクポクポクポク、チーン! 閃きました!」


 こうして出来たのが共産主義です。


 おしまい。

ひゅ~!この日付を跨ぐか跨がないかの水際の攻防がたまらねえ~!!

ストロングゼロ文学毎日更新、本日も継続完了!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ストロングゼロ太郎さん、とても働き者で、改革もできるなんて、有能な人材に違いありませんね。 [気になる点] 酒に酔った幻説に気付きました。 [一言] 面白かったです。
[良い点] 冒頭の一行目から笑わせにくるのは卑怯っすわ!(笑) [一言] こんにちはー。 はい、昼休みに会社で読んで後悔しました。 トイレのボックスから不気味な笑い声を発してしまいましたよ。ホラーです…
2020/02/04 12:36 退会済み
管理
[一言] そうか、ちゃんぽんは悪酔いするのですね! これが社会主義というものなのですか、よく分かりました! 何があってもおじいさんとおばあさんはいじめちゃいけませんよ。 みんな行く道ですから。 何を言…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ