4話少女?とフェンリル
夜になった。起きたら自分がいた。
驚いたけど自分で分裂したんだった。
とりあえず分裂をやめて1つになった。
よし逃げようか俺は部屋の窓を開けた。
ここは3階普通なら落ちたら死にます。
でも大丈夫です。俺ならという事で
3階の窓からダイブした。
一回回ってキレイに着地した。
ここでパチパチが欲しい所です。
さてお馴染み気配切断と隠密で城から
脱走成功しました。案外簡単に出来た。
とりあえず全力疾走で行きまーす。
これなら朝には着くだろう。
俺の走りは音速越えている。見る事すら
出来ないのだ。『フッ』
さてカッコつけてないで走ろ
2時間経過~
『さすがに疲れた少し休憩』
ばれる事は無いけど念のため村とか国を
避けて来ているのでかなり時間が掛かってる。
そう言えば朝、昼、夜ご飯食ってなかった。
よし適当に肉出して食おう。
何の肉だったか忘れたけど焼いて食ったら
旨かったからいいやさて出発しますか
『!?』
『この気配は魔物と人?』
追われてるみたいだな仕方ない助けるか
そう思うと魔物の所に向かった。
~~???視点~~
『何でこんな所にSS級の魔獣の
フェンリルがいるのーーーー!』
と1人の少女?は全力で逃げていた。
フェンリルは日本いる狼の数倍の大きさだ。
あともふもふ
フェンリルは普段人は襲はない
フェンリルが人間を襲う時は自分の
ナワバリに人が入った場合のみだ。
それにフェンリル自体こんな所にはいないのだ。
もと山奥に生息しているはずなのだ。
そう言うことでフェンリルがいるのは
異常事態なのだ。
フェンリルは力と素早さがとにかくヤバい
ついに少女?はフェンリルに追い付かれた。
『ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい』
焦る少女?だがもう終わりと悟ったようだ。
『もう私は終わりなのね
私に頼みこんだシルネ様を私は一生恨みます』
と思っていると突然男の人の声が
「ドロップキィ~ク!」
「えっ?」
その声が聞こえたと思うとフェンリルが
消えたのだ。いや消えたのだはなく
少女?の視界から見えなくなったたけで
フェンリルはただぶっ飛んだだけだ。
フェンリルの代わりに男が立っていた。
~~洋平視点~~
お、見えて来たけどヤバイな食われそうだな
てかなんでこんな所にフェンリル?
普通こんな所にはいないよね
500年の間に変わったの?
まぁいいやとりあえずぶっ飛ばそう。
日本でたまたま見ていた。プロレスの
オ○ダカ○チカのドロップキックを
やってみよう出来るか知らんが
見よう見まねでよし全力疾走からの
「ドロップキィ~ク!」
おぉー以外と強いな身体強化使ってないけど
あの威力いやステータスの問題か
てかまだフェンリル生けてるよ
あ、そう言えば忘れてた(ヨコチラ)うん
何か意味分かんない見たいな顔してたね
もう一度チラ見を(チラ)あ、目があった。
さてフェンリルを倒しますか
「今私と目会いましたよね」
と話しかけられてしまった。
仕方ない
「うん、目が会ったね」(棒読み)
「何で棒読み何ですか?それより
何したんですかフェンリルは何処行った
んですか?」
一度に質問ですかこの少女?は
えっ何でさっきから少女に?が付いてる
かって、それは簡単な話だよエルフだから
金色の美しい髪が肩まで伸びており
金色の瞳は凄くキレイだ。
でも身長は150センチ位かな
人間ならまだ成長途中の子供に見えるけど
エルフだから年齢は少女じゃないんだよね
それがさっきから少女に?が付いてる
事だよつまりロリババアなんだね
それを声に出していったら怒られるから
言わないで置こう。
ここで簡単にエルフの説明をしようか
エルフは魔法が得意で長生きする種族
エルフの殆どが女性で男性が生まれるのが
少ないという事でエルフの王も女性が
勤めている。エルフは一定の年齢になると
成長が止まるたまに身長が伸びたりするけど
そんな事は殆ど無いんだけどね
今までのエルフの寿命は400~700歳と
言われているホントに長生きな種族だ。
あ、そう言えば質問されてたんだ。
「フェンリルにただキックしただけだよ
それでフェンリルはぶっ飛んであそこ」
そう言ってフェンリルの場所に指差した。
「あ、ホントにフェンリル居ました。
てかキックでフェンリルを吹き飛ばすって
何者なんですか?」
「う~んただの一般人です」
「その言い訳無理が有りすぎです」
「まぁあとでね」(ウィンク)
「キモいです」
「はっきり言われた!」(ガーン)
まぁそんな茶番は終わらせて
フェンリルの相手をしますかね
この世界に来ての初めての戦闘だ。
え、2回目だろって?いやいや日本に
戻って戦闘とか無いからまたこの世界に
来てからの戦闘は初めてだからそう言う
意味だからね、それじゃ始める前に
鑑定でステータス確認っと
魔物と人間のステータスは違うからね
フェンリル 246歳 魔獣 (洗脳)
レベル:128
体力:27489/15289
筋力:17589
魔力:25869
スキル:人化、神速-4、念話、威嚇-6
ドロップキックのダメージ以外と効いてた
みたいだなそれと
以外と高いな魔物してはまぁフェンリル
たからな一応SSランクの魔物だし
いや魔獣か魔物と魔獣じゃ全然意味は違うん
だけどね俺にとってはどちらも同じような
もんだけどねまぁ説明するなら
魔物は知能ない 魔獣は知能ある後喋れる
こんな感じの違いだね
それとあのフェンリル洗脳されてる
みたいだなフェンリルを洗脳出来るほどの
実力者がいるのかとりあえず洗脳をとくか
洗脳魔法は闇系統の魔法なので
光系統の魔法で解除できる俺の魔法は
全スキルレベルマックスだから
いけるはず
「洗脳解除」
と言う言葉と同時にフェンリル回りに
光が集まるそして強い光がフェンリルから
出たと思うと直ぐに光は消えフェンリルが
見えた。
『さてと洗脳は解けてるかな鑑定っと』
フェンリル 246歳 魔獣
よし消えてるな
あ、そう言えばスキルレベルについて
説明してなかったな
スキルを取得するとそのスキルはレベルがつく
スキルにはレベルがあるのと無いのがある
女神の加護とかはレベルがない
例えば
剣術レベル1とステータスの表示されるのだ
え、俺のステータスにはそんなの無かった
ってそれは俺のスキルレベルはマックス
だからねスキルレベルは10になると
マックスになってレベルが表示されないんだ。
スキルは使えば使うほど上がって上がると
スキルは強くなるからサイコーだね
こん位で説明を終わらせて
「洗脳は解除したのでさて説明をよろしく~」
「軽っ、てか洗脳されてたんですか」
「あぁ洗脳されてたよ」
洗脳が解けたフェンリルからは敵意を
感じないから大丈夫だな
フェンリルが少し近づいてきた。
少女?は警戒してるけど敵意がないので
「大丈夫あのフェンリルに敵意は
感じないから」
「え、そうなんですか」
と直ぐに警戒をといた。
案外この子直ぐに人の言葉信じる人?
なのかなまぁいいや
フェンリルとの距離が5メートル位になって
フェンリルが止まるとようやく喋った。
『えっと私も詳しい事は分からないのよ』
「まさかのアニメ声だと」
あ、やべ思わず声が出てしまった。
「え、何ですか?アニメ声って私なにも
聞こえませんよ」
「いや何でもないよ気にしないで」
少女?は首を傾げていますがどうでも
いいですさて念話できたかなら
俺も念話で
『知ってるいる事だけでいいから
説明してくれ』
『わかったわ』
そして少女?を放置し俺とフェンリルの
会話がはじまった。