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敗者の街 ― Requiem to the past ― ※旧版  作者: Roderick Anderson (訳:淡月悠生)
序章 迷い蛾
14/83

14. ある罪人の記憶

title: a certain sinner’s memory

from:I

2016/12/22

「クソが……っ」


生きてぇから生きてきた。死にたくねぇから殺してきた。……後悔があるってんなら、嫁とかガキのことぐらいだった。


「……ってぇな、オイ」


あー、死にたくねぇ。何でかとかどうでもいいから死にたくねぇ。理由とか意味とかクソほどどうでもいいから生きてぇ。

……でも、動けねぇんじゃ無理かもな。こりゃ。


「……許さねぇ」

「……あ?」


声がする。気配はさっきまで全然なかったってのに。


「……レオ。俺は、お前を許さねぇ」


……誰だ?コイツ。

気配が、どんどん増えてくのを感じる。あークッソ。怪我してなきゃこんぐらいの数余裕だってのに。


「……許さねぇ」


同じことしか言えねぇのかよ。


「……誰だてめぇ」

「……俺の名前は」


「レオだ」


赤毛の男が、緑色の瞳で見下ろしていた。


「お前は……」


俺だ──……

レオってチンピラいましたよね……?【HN:Rod】 投稿日時9/19 17:44


あの……冷やかしでもいいんで、どなたかレス……。

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