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敗者の街 ― Requiem to the past ― ※旧版  作者: Roderick Anderson (訳:淡月悠生)
序章 迷い蛾
1/83

1. from:Keith

※あらすじ欄の注意書きを一読お願いします。


no title

from:Keith〈Keith-BPB@GGmail.kom〉

2016/11/23 16:16

ロッド、まずいことになったんだ。

君まで巻き込んでしまうかも知れなくて、本当にごめん。



たぶん、僕は殺される。誰にかはわからないけど、心当たりは何人かいる。

頭文字でしか言えないけど、候補は全員名前にRかAが入ってる。あ、苗字も!偽名を名乗る奴もいるし、本当に気を付けてくれ。


後、できるなら頼みがある。

レヴィと、ブライアンだけは助けて欲しい。

僕の、切実な望みなんだ。


恐ろしいのは、街じゃない。

本当に怖いのは負の感情そのものだ。

ロッド、僕は君を信頼して希望を託すことにする。

できることなら、君に直接会ってみたかった。




……ごめんなさい。ぼく、なにもできなかった……

情報は追記機能で【HN:Rod】投稿日時 9/16 2:31


メールの日付は、2016/11/23。

届いたのは、2015年の……夏も終わる頃。


忌々しい記憶の蓋をこじ開けた頭の中で、ブレーキの音が鳴り響いていた。


挿絵(By みてみん)



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