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魔法使いの物語  作者: 牛タン
3/4

三話

 と、思ったのはいいのだが、眠いです。さっきから眠かったんだよね。

 赤ちゃんは寝る、食べることがお仕事なのだ。寝るか。




 起きたら、お尻が濡れているんですが。漏らしちゃったな。どうしよう。替えの布を持ってないし、ここは泣きましょう。

 大丈夫、私は赤ちゃん、泣いても問題はないんだ。

 そう思っても恥ずかしい。だが、下が濡れているのは嫌なので、泣きます。


「ゔぁぁぁぁん、ゔぁぁぁぁん」


 泣いてると、メイドさんが来て取り替えてくれました。あざっす。…あまり考えてなかったのですが、私は男なんですね。まぁ、それがどうしたって話なんだけど。


 でも、やっぱり恥ずかしいなぁ。これを毎日するのか私は。早く成長したいです。


 気を取り直して、ハイハイの練習をしてみましょう。寝返りを打って、あら失敗。もう一度力をためて、よし。そして、手を前に出して、足も前に出す。

 おおっ、できた、できました!


 それを何回かやったら、疲れました。このくらいでいいかな。


 それにしても、この体の親らしい人は見たことがないんだけど、いつ来るんだろう。願わくば、イケメンがいいです。将来に期待が持てるじゃん。


 話は結構変わるけど、魔法とか、そういうのあったりする?こういう転生ものってほら、魔法がよくあるじゃない。ここが異世界だったら、魔法とかあるかもしれない。どうやって調べようか。誰か、教えてくれないか。探すのめんどくさいんだよね。

 

 まー、もう少し大きくなってからにしよう。

 移動範囲も狭いし、ハイハイをがんばりますか。

 


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