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何があっても好き過ぎる
「後輩がドストライク過ぎて辛いです」
「親友がド変態過ぎて辛いです」
「浬先輩が苦労人過ぎてつらいでーす!」
「隣の席が無敵過ぎて辛いです」
「小冬ちゃんおはよう!俺と付き合お」
「棗くんおはよう。チャイム鳴るよ?」
「小冬ちゃん、一緒にご飯食べない?」
「二人っきりじゃないなら良いよ?」
「俺ん家来ない?誰もいないから」
「だから嫌なんだよ?」
「「「「好きって言う隙が無い!!」」」」
つい最近入学したばかりの、朝和小冬。彼女に付き纏う三年生、須藤棗。棗の友人の浬。軽音楽部の一年生、潮音と遊里。
棗のストレート過ぎる告白に、小冬のスルーも追いつかない!?