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勇者に寝取られた彼は転生しスケルトンになり復讐しにいく  作者: 野方ん
スケルトンは復讐する
12/18

VSドラゴン

とても遅くなってすみません!

滅茶忙しいんです。

がら空きの腹にめがけ一直線に走る。

元冒険者の人から一生拝借した剣に、

毒魔法で猛毒をかける。

そして糸魔法で、相手の腕を固定。

ここで未来視で未来を見る。

このままつっ込めば殺される!

慌てて体に復活魔法をかける。

死んでも生き返れるやつだ。

効果は10秒。

そして無敵も発動。

これで行ける!

もう腹は目の前。

あとは突き刺すだけ。

よし!


届いた。

そう思った瞬間。

僕の意識は遥か彼方へと吹き飛ばされた。


「おとうさん!!!」


どこからかメトルの声が聞こえる。


「ほう。

今のを食らっても生きたか。

じゃあ次はもう少し本気で行くぞ。」


まだ本気じゃない?!

こうなったら奥の手を使うか。

レベルを上げ、そして最近出来たばかりのスキル。


命火(最後の力)


このスキルはいわば両刃の刃。

1秒につき100の魔力を消費する。

つまり僕が動けるのは約60秒。

魔力が尽きたものは死んでしまう。

メトルを逃がさなければいけない。

復讐をしたかったがしょうがない。

あとの60秒を楽しもう。

人生で一番長い時間になるだろう。




命火(最後の力)を発動し、ドラゴンにもう一度突っ込む。

命火(最後の力)は、自分のステータスをし百倍にし、

またすべてのスキルを魔力無しで発動する。

そして命火発動中は魔力が尽きるまで死なない。

だからどんだけでも相手に突っ込める。

ドラゴンの、腕がこちらに降ってくる。

遅い。

ステータスが100倍なのですべて10万を越している。

降ってきた腕に登り、翼の根元までいき、頭に登る。

ドラゴンは、頭を振る。

僕を落とそうとするが、圧倒的な力の差の前では、

まるで震度一のような感じだ。

強化した剣で頭を貫く。


「む、無念…」


そう言ってドラゴンは倒れた。

そして僕も。


「お父さん!!!」


メトルが駆け寄る。

僕はもうだめみたいだ。

メトルは今後だいじょぶだろうか。

そう思い僕の意識は消えた。




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