下層
とても、とーっても遅くなりごめんなさい!
おまたせしました。
夢のマイホームも手に入れたので今日からは下層に行く。
中層から続く階段を降りる。
階段にはトラップがない。
そう過信していた。
僕とメトルは、下層にどんな敵がいるかなーとか話していると、
急に階段が無くなった!
そのまま僕達は落ちていき、気を失った。
目が覚めると体中が痛い。
何でこんなところに?
だんだん思い出してきた。
トラップに引っかかって落ちたんだったな。
あれ?
メトルは?
「メトル!!」
良かったすぐそこにいた。
「メトル!大丈夫か?」
「あ、お父さんか。うん大丈夫だよ。」
良かった。
しかしここはどこだろう?
とりあえずは奥にある扉へ。
扉を開けるとドラゴンがいた。
慌てて扉に戻る。
しかしもう閉まってしまった。
「フハハハハ
よく来たな人間どもよ!
あれ?
人間じゃない?
スケルトンに魔人?」
うん?
このドラゴン天然か?
とりあえず話しかける。
するといきなり殴りかかってきた。
は、速い!
僕はすぐにメトルを押しのけ、ぼくも後ろに飛ぶ。
危なかった。
とりあえずはこいつは敵だな。
まずは僕が注意を引きつける。
「急に何するんだ!」
「今のをよく避けたな、魔物よ。
我はファイナルドラゴン。
この迷宮を守りしものだ。
この先には進ません!」
よし!
メトルに回り込んでもらった。
あとは一撃必殺で倒してもらおう。
メトルがナイフを振りかぶったその時だった。
「邪魔だ。」
そう言ってドラゴンは腕でそれをたやすく防いだ。
メトルが弾き飛ばされた。
しかし今はチャンス。
あの程度ではメトルは死なないから後回し。
今はドラゴンのがら空きの胴体を切る!