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勇者に寝取られた彼は転生しスケルトンになり復讐しにいく  作者: 野方ん
スケルトンは復讐する
1/18

終と始まり

僕は今から死ぬ。

この首吊り台によって。

自殺する。

ここに遺書も残した。

もうやり残したこともない。

残ったのは、奴への復讐心だけだ。

もう死のう。



~~~~~~~~

僕の自殺した経緯。

ここまでに至る道のりを書こう。

僕は、ハリマ。

王都に生まれ17年だ。

ごく一般的な家庭に生まれ、15の時には婚約者もできた。

彼女は優しく、とても美人だった。

彼女の名前はミクロ。

それから1年。

僕達はスキルを貰うために教会にいき、スキルをもらった。

その少し前に、僕の街から勇者が輩出された。

僕は鍛冶師。彼女は聖女だ。

聖女は、勇者のパーティーに、ついて行かなくてはならない。

その日から僕は彼女と会えなくなった。

最後にあった時、彼女は、魔王を倒して帰ってきたら結婚しよう。

そう言ったのだ。

しかし彼女は裏切った。

魔王を倒した勇者はミクロとの婚約を発表した。

彼女の親と俺の親が問いただしに行くと、

うるさい。

と言って勇者は彼らを切り捨てた。

僕もミクロにあいに行った。

しかし彼女はそんな昔のことはどうでもいいきもい死ね。

と言われ追い出された。

僕は絶望した。

親も殺され、財産も没収された。

何でも勇者に対する不敬罪だそうだ。

僕は生きる術と生きる気力を失った。

もういい。

死んでやる。

お前らを呪い殺してやる!

僕は一生勇者に寝取られた人としてバカにされるだろう。

だがこの遺書を見た人が真実を知っていればいい。

もう死ぬか。

~~~~~~~~~~

彼の視界はブラックアウトした。


目がさめた。

あれ?

死んだはずじゃ?



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