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テンプレ?

ステータスは前の話な最後の最後に書いてあります。

しばらく飛んでいると、道を見つけたので、降りて移動することに決めた。


道に降りてしばらく歩く。


飛んでいる間に確認したステータスには驚いた。


「レベルがあんなに上がるとは…もう少し上がりにくいものだと思っていたんだけどな。」


そう呟き、今自分が抱えている少女、ユキを見る。


「瀕死と体力低下はあの人のおかげで無くなったけど、空腹と精神疲弊は治ってないから早く宿か何か見つけないとな…」


今更だが、ユキを改めて見る。


マジかで見ると、すごく可愛い。

白い綺麗な髪と肌が合わさって、この世のものとは思えないほど可愛い。

髪は腰まであってサラサラしてる。飛んでいる時は風に揺れて当たる髪がくすぐったかった。

美人ではなく可愛い系だ。

肌と髪は、アルビノといえばわかるのかな?

そして15にして背は低い。150cmより少し大きい程度かな?

その背の割りに、大きい。

ん?何が大きいって?…想像に任せるよ。

体は痩せていて、ろくにご飯を食べてない様な気がする。



多分、儀式で悪魔の魂入れるとか言ってたから、体は綺麗にしてたんだろうけど、食事はたいしてやってなかったのかもしれない…


そう考えると腹が立ってくる、もうちょっと苦しめて殺せば良かったな…


これから、そんなひどい目に合わないように、僕が守らないと…あの人にも約束したしね。


そう改めて決心していると、ふと気づく。


そういえば、歩くんだから別に抱え無くとも、背負って歩けばいいじゃん。


そう思い、ユキを背負うと、すぐに後悔した。


(胸が当たる…)


そんな煩悩と戦いながら歩いていると、前の方が騒がしい。


不自然に思い、聴覚を元の全開…元の状態に戻し、騒ぎの元を聞き取ると、どうやら盗賊が馬車かなんかを襲ってるらしい。


嗅覚も元の状態に戻すと、血の匂いがしたので、急いで向かった。


しばらくすると、襲われている馬車が見えてきた。


どうやら盗賊は10人くらいいるみたいだ。


それに比べ馬車の護衛は5人しか立っていない。

不意打ちだったみたいだから、5.6人倒れている。


僕は、ちょうどいい位置にいる盗賊に向かって飛び蹴りをした。


蹴りは後頭部にクリーンヒットして、盗賊の一人を吹き飛ばした。


僕はその勢いを消さずに、馬車の方に向かった。


「大丈夫ですか?」


そう言いながら立っている護衛の人に喋りかける。


「誰かは分からないが、すまない助けてくれないか?俺達だけだと厳しい。」


そう、護衛の騎士のような人が言った。

って、騎士!?てことは中には誰がいるの?

また貴族で嫌な奴だったら嫌だよ?


と思いながらも助けるんだけどね。


「助ける気が無いなら、ここにいませんよ。だけど、安全な場所にこの子、ユキだけは降ろしたいんですが…」


僕がそう言うと、騎士の人は、


「それもそうだな、うん?連れは眠っているのか?それなら馬車の中が一番安全だろう、今開けるから中にいる人に預けてくれ。」


と言いすぐに馬車の扉を開けて中に居た女の人にその事を話し、僕を手招きして、馬車の扉の前に来させた。


「そう言う事だから、こいつの背負ってるこの子、ユキだっけか?を頼むぜ。」


そう女の人に言った。その女の人に僕がユキを渡すと、女の人は丁寧にユキを馬車の中のソファに寝かせた。


今気づいたけど、この馬車外見は普通なのに、中はかなり豪華。

イスとかソファーみたいにふわふわ。


そんな事を思っていると、騎士の人に、


「…まぁ変に思うかもしれんが後で話すから、今は盗賊を先に追い払おうぜ?」


と言われ、馬車の扉から離れる。


中の女の人が扉を閉めると同時に矢が飛んできた。馬車に向かって…


だけど、僕には、ゆっくり飛んできてるような感じがして、その矢に手を伸ばし掴んだ。


周りは僕に対して驚いている。


僕はその掴んだ矢を飛んできた方に投げ返すと、草むらに居た盗賊の頭にかなりの早さで飛んでいって、盗賊の頭に刺さり、そのまま盗賊は後ろの木にぶつかって動かなくなった。


また一つ人間じゃないとこ見つけたな…


そうしみじみ思うと周りがやっと動き出した。


盗賊は現実を確認すると、こっちに向かって剣を構えて襲ってくる。


「うぉるぁ!」


剣は僕の肩から袈裟斬りしようとしてくるが、遅い。

剣の腹に手の甲を当て、軌道をずらし、体の横に流す。

すると、全体重を乗せていたせいで盗賊はよろける。

その隙を逃さずに、盗賊の首に手を突き刺すと、あっさり刺さった。


「えっ?」


そういえば狼人と言う獣人になっていたから、爪が鋭利なの忘れてた。


「ぐぅうぅ…」


盗賊の人が苦しそうに呻く。

喉からは夥しい量の血が流れる。

手に伝ってくる血が気持ち悪くて、手を引き抜くと血が噴き出し、盗賊は倒れた。


その様子を見て、他の盗賊共が呆然としているのを見て、護衛の騎士達が一斉に遅いかかったのをみて、僕も手についた血を振り払い、向かった。


戦いは一方的だった。

僕が殺したのが、敵の親玉みたいなものだったようで、ほとんどが逃げようとした。

だけど、ここで逃がすと別の人が襲われると思い、逃げようとした奴らは纏めて落ちてた(多分盗賊の)剣で切った。


そしたら、まぁ簡単に首が切れた。


また人じゃない所を確認できた。


「ありがとう、助かったぜ、お前のおかげですぐに終わった。」


護衛の騎士の人が言う。


「いえいえ、所で盗賊達の持っていた剣、もらっていいですか?」


確認をすると、


「別にいいぞほとんどお前が倒したようなものだしな。」


と言われたので、全部合わせて10本の剣をアイテムボックスに入れた。


「ほほ〜、珍しいなアイテムボックス持ちとは。」


と騎士の人が言ってくる。


「そんなに珍しいんですか?」


「いや?いるにはいるが、あまり人前で使うと荷物持ち的な事をやらさられるから気をつけろよ?」


と言ってきた。この人はいい人みたいだな。


そう思った。


「あ、そういえば頼みたい事があるんですけど、いいですか?」


と僕が聞くと、騎士の人は、


「おう、いいぞ。こっちもお前達の話しを聞きたいし、こっちも話したい事もある。だけど、今は最初の不意打ちで負傷者が結構でた。そいつらの治療をしてからでいいか?」


そう聞かれ、僕は頷いた。


とりあえず、この人達と一緒にいれば街には行けそうだな。


そう思いながら。




やっぱ戦闘描写難しいですね。

ユキの容姿は髪と肌は白くて、目は紅い、リュウと同じですね。

髪の長さは腰位

胸は、小さく無いけど大きすぎないちょうどいい感じです。

リュウが大きいと言ったのは15にしてはって意味です。

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