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村を発見?

そろそろサブタイトルつけるのがしんどい。

 

 実際に飛んで分かったことだが、かなりの速さで飛べる。

 飛べるけど、風で大変な事になる。

 だからゆっくり飛んでたけど、ある事に気づいた。


「風魔法でなんとかなるんじゃね?」


 すぐに試してみた。


 魔法を使うのは初めてで、正直出来るか不安だった。


「…詠唱とかいるのかな?」


 と思ったが、詠唱がどんなのか分からないから、イメージだけでやってみた。

 とりあえず草原に降りて、カマイタチをイメージしてやってみると。

 最初の数回は失敗したが、しばらくすると成功しだし、20回くらいやると失敗しなくなった。


「うん、やり方はこれで問題なさそうだし、そろそろやってみようかな。」


 再び飛び、ある程度の高さで止まり、魔法を使った。


 自分に当たる風を流す風の膜をイメージしてやってみた。

 うまく発動したかどうかを確認するために、さっきよりも速く飛んでみると、


「っ、ちょっと当たるけど、問題無いな。」


 少し風の抵抗の様なものを感じるが、問題無く進める。

 しばらくすると、風の抵抗の様なものも無くなった。


(この世界には熟練度みたいなものがあるのかな?)


 と疑問に思ったが、すぐにその考えを振り払った。


 なぜなら、ちょうど森の様なものが見えてきたあたりで村を見つけたからだ、しかし村の様子が変だった。


「…何かに襲われた後か…」


 村は、遊牧民か何かの村なのかテントのような形の家だった。

 だが、それらは壊れてたり、燃えてたりで原型が無くなっていた。


「…とりあえず降りてみるか。」


 そう思い、村に降りたが、余りの匂いに嗅覚を抑えた。


「これは、ひどいな…」


 そこには人はいなく、死体も無かったが、腕や足が落ちてたり、そこかしこに血がついているが、不思議とそこまで気持ち悪くは無かった。


「これは、盗賊が何かが襲ったのか?なら、なんで死体が無い?腕や足を切り落とされたならほっとけば死ぬ。」


 そう不思議に思いながらも、壊れたテント?の中や周りを調べるが、特に何もなかった。


 嗅覚や聴覚を全開にしても、血生臭い匂いしかしなかった。


「これじゃ、匂いで人は探せなさそうだな。特に近くから音はしないな、でも見た所襲われてそれほどたってないし、探せば襲った奴にしろ、襲われた人にしろ見つけれそうだな。」


 そう思い、背中の翼でもう一度空に舞い上がり、嗅覚と聴覚を全開にして、周りの音を聞いた。


「うーん、森の方から微かに変な匂いするな、とりあえず森の方に行くか。」


 そして、森の方に向かった。







次こそ人との遭遇

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