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二人で辿り着いた未来<500字>

作者: やっしー

 やっと、ここまで辿り着いた。

 思い返せば、色んなことがあったっけ。

 時に笑いあい、励ましあい、また喧嘩しながらお互い成長していったよね。

 今でも覚えてるよ。僕が仕事で上手くいかなくてへこんだとき、必死に励ましてくれたことを。君が病気で寝込んだとき、頑張って飯作って看病してあげたよな。あの時、お前、すごく辛そうだったけど嬉しそうに飯食ってくれたことが今でも忘れられないよ。

 これから、二人で幸せな生活を送っていきたい。そのためにも、仕事、頑張らなきゃな。やっと、ちゃんとした職につけたんだから、お前を養っていけるように、俺精一杯頑張るから。だから、お前も頑張って俺を支えて欲しい。

「な、ハム五郎」

「…………」

「何とか言ってくれよおおおおおおおおおお」

「…………」

「おい、大丈夫か!やっと安定した職につけたんだぞ!お前が死んだら、俺どうしたらいいか、どうしたらいいか」

「…………」

「おい、返事してくれよ!ハム五郎!」

「………きゅー」

「おお!良かった!生きてたか!いつも可愛いなお前は」

「きゅー」

「やっとお前を養っていける、だから安心してくれ」

 これは、とある貧乏人を描いた物語である。


今回のネタは分かりやすく、面白かったでしょうか?

そこが気になります。良かったらコメントお願いします。

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