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2.村長の家、倒せラスボス!

GM:見上げれば「村長・ザ・館」って看板が掛かっている。

エクレア:「こんにちはー!!」(こんこん)

バニラ:「村長・ザ・館…………」

BB:「……意外とエクレアと気があうかもしれんな」

エクレア:「そうかな? いい人だといいな~」

GM/??:「なんだね?」。扉が開き老人が立っています。

バニラ:「エクレアと気の合う依頼人かぁ……」

エクレア:「あ、こんにちは、ご主人さま♪」と、にっこり。「この旅、依頼されてきた、メイドスターズだよっ!」

バニラ:「め、メイドスターズがご奉仕にまいりましたっ……(言いながらかぁっと耳まで赤くなる)」

GM/??:「ふぇっふぇっふぇっふぇ、いらっしゃいメイドの譲ちゃん達」

エクレア:「えっと、入っていいかな? 依頼の話、聞きたいな?」

GM/??:「ああ、どうぞ入ってくださいな…ふぇっふぇっふぇっふぇ」。そんな事言いながら奥へ行ってしまいます。

エクレア:「はぁい」(とてとてと頓着せず入っていく)

バニラ:「……うぁぁ~。もう、何度やっても恥ずかしいっ」

エクレア:「バニラもびーびーもいこ♪」

バニラ:ひとしきり玄関先で悶えてから、エクレアに続く(笑)。

BB:無言で続く。

GM:広間まで着いていくと

GM/??:「ふぇっふぇっふぇ…よく来なさった…」

エクレア:「うん。それで話って?」(ご主人さまの横にちょこんとたって、尋ねる)

GM/??:「ふぇ~っふぇっふぇっふぇ…良いねぇ! メイド!」振り向きざまサムスアップする老人。

バニラ:「(驚く)……!!?」

エクレア:「うん♪。格好いいでしょ♪」(スカートの端を摘んで、くるんと一回転)

バニラ:「あ、あんまり見ないで、下さいっ……」。赤くなる。

GM/村長:「ええのぉ、ええのぉ1人欲しいのぉ~」。物ほしそうに見ていますよ。

エクレア:「えっと……それで依頼は?」と、村長さんの言葉は華麗にスルー!

GM/村長:「…お、おぉ、そうだったそうだった…とりあえずワシ村長! イエーイ! 依頼したのもワシだ」

バニラ:なんだか色々と危険を感じるので、BBさんの後ろに隠れるよ!!

BB:「先に言っておくが、我々は冒険者だ。コンパニオンの出張サービスなどは行っていない」

GM/村長:「冗談じゃ…そうそう、依頼じゃな近頃奇怪な事件が起こっておってな」

エクレア:「あたしはメイドサファイア! エクレア・バームクーヘン! こっちがメイドルビーのバニラ。こっちはメイドオニキスのビービー! 3人揃って……」

バニラ:「……ルビーとかオニキスとかいつのまに決まったんだろう……?」

BB:「かってに人に変な称号をつけるのはやめたまえ。私の性別は男性だ、メイドとしては不適合だ」

エクレア:「冥土服美少女戦士メイドスターズ、ただいま参上! って、じゃあ、バドラーオニキス?」(ポーズをとってから不満そうに)

バニラ:「そうだよ。どっちかっていうと、執事さんだよね……」

BB:「それも却下だ」

エクレア:「あう……」(がっくり)

BB:「村長、こちらは無視して、異常事件の詳細を続けてくれ」

GM/村長:「ほうほう、おー(ぱちぱち拍手)お?」

エクレア:「それで、奇怪な事件ってなあに?」

バニラ:「(BBの執事服姿はカッコイイと思うんだけどなぁ……)」ほんのちょっぴり残念そうなバニラなのであった。

BB:「私が受け持っているのは、チームの事業運営、戦術作成、実務支援、それにエクレアとバニラ二人の生活管理と、人生設計だ。それ以上のことは私の管理外になる」

バニラ:「そういえば、変な格好で村人が森から出てくるって酒場のマスターさんが言ってましたけど……?」

エクレア:「むーっ……」(残念そう)

GM/村長:「それでじゃな、森の中に入った村人が襲われるんじゃ」

エクレア:「襲われる……? どんなモンスターに?」

GM/村長:「ん~、行き成りだそうで、気が付いた時には目の前が真っ暗になってもみくちゃにされたとか」

エクレア:「もみくちゃ……?」

BB:「怪我人や死者は出ているのか?」

エクレア:「うーん……ギズモとかなぁ……?」

GM/村長:「うむ、もみくちゃじゃ! 怪我人……というか衰弱者が多数出ておるが死亡者はいないようじゃな」

BB:GM、それらの症状から、対象のモンスターは推測可能か?

GM:これだけじゃちょっと分からないかな。

BB:了解した。

エクレア:「衰弱者……話は出来るの?」

GM/村長:「うむ、衰弱者に聞いた話じゃからな…それと、先ほどの変な格好と言うのは、半裸や全裸なんかで戻ってくるっちゅうことじゃ」

バニラ:「ぜ、全裸っ!?」

エクレア:「半裸や全裸っ!?」

バニラ:思わずここだけハモる(笑)。

BB:「ずいぶんと酔狂なモンスターだな」(冷静に)

エクレア:「盗賊の仕業かなぁ……?」

バニラ:「追いはぎにしても容赦ないよぉ……。それで、襲われた人に共通点とかありますか? あと、襲われた時間や場所っていつも同じ?」

GM/村長:「うむ、この辺りは昔から変わった原生植物が多いからのぉ」

エクレア:「うんうん、襲われた時間や場所は?」

GM/村長:「場所は大体同じようだが……時間や被害者の共通点はあまりなさそうじゃな」

エクレア:「どうしよう……これ、話、聞いてもいいのかなぁ?」

BB:「場所がある程度特定されているのはありがたいな」

バニラ:「……うん? どうしたの。エクレア」

エクレア:「だって、えっと……被害者の人、えっと……でしょ? 何かされてたら、いいたくないだろうし……」

バニラ:「……あ。そうだよねぇ。恥ずかしい思い、しただろうからね……」

GM/村長:「ん?」

エクレア:「でも、聞かないと……モンスターの正体分からないし……。って、じゃあ、最初に襲われた人と、最後に襲われた人の家、教えて?」

GM/村長:「…ここじゃ」

エクレア:「ここ? 村長さんの家?」

バニラ:「まさか、村長さんも……?」

GM/村長:「最初に、ワシが襲われて…孫の嫁さんが最後に襲われて寝込んだままじゃ」

エクレア:「じゃあ、最初に襲われたときの話、話して?」

BB:「体調が悪いのであれば、こちらで容態をみるが、医療の心得も多少ならある」

エクレア:「そうだね……びーびーなら、一発だね!」

GM/村長:「うむ、散歩がてら森を歩いてて、少し休憩をと思って休んでいたら、急に目の前が真っ暗になって…あとはさっき言ったとおりで、帰るときチョー恥ずかしかったぞ」

エクレア:「服を奪うモンスター? それで目の前が真っ暗? やっぱりギズモかなぁ……。じゃあ、嫁さんのところに案内して欲しいな?」「ご主人さま♪」。最後はぶりっこに思い出したように付け加えた!

GM/村長:「うーむ……OKじゃ」。最後に反応したのかサムスアップしてる。

エクレア:「じゃあ、バニラ、びーびー、いこいこ♪」。とてとてと村長さんについていく。

バニラ:「はーい」。とてとて。

GM:てこてこ村長さんは家の一室の前まで行きます。

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