第九話「私のお父様は強い!」
「俺たち抜きでもう暴れてるのかぁ!?この国ぁ!!!!」
「これより排除に向かう。総員、配備につけ」
ついにザボーンはハーヴェスト壊滅へ動き出した!
ギュイイイイイイイイイゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ふたたびバックスが攻めてくる!
下級ザボーンも100体きた!
「ブ~~~~~~ン攻撃ブ~~~~~~ン」
ばシューン!!!!!
カッツォリネ王に向かって攻撃した!
しかしドーマ王に阻止された!
「貴様の処理はあとだ、いまはこいつらを叩き落とすのが最優先だ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ暗雲立ち込める!そして雷がドカアアアアアアアアアアン
「うわあああああいああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
100匹全員堕ちた!!
「造作もない」
「フッ助けられたな。ドーマ」
「貴様を助けるなどおれの善意の行為には入らん」
「地上隊前へ!」
ドドドドドドドドドドドド
地上隊がくる!!
ドパパババババババババババは銃みたいななにかをぶっぱなす!
ドバババ
「任せろ」
「ふんんっ!!!!!!」
バキバキバキバキバキカッツォリネの体がムキムキかしていく!ムキムキムキムキ
ドゴオオオオオン!弾を弾き返した!
そして無傷だ!!
「すごい………………お父様、そんなに強かったの…………!?」
「皆!ベローネを安全なところへ避難させろ!」
「はい!!!!」
「おまえたち!地上におとしたザボーン退治だ!加勢しろ!!」
ドーマ!指示を出す!
「は!!!!!!!」
「おれを忘れるなぁ!!ドーマぁああ!!!!!」
そのとき!ドーマ王!刺される!!!!!!!!
「ぐしゃああああ!!」
「ドーマ様!!!!!!!」
「ドーマ王!!!」
「かっかっか!みろ!毒たっっっぷりの剣で刺したぞ?!死ね!!!!ドーマ!」
「‥‥‥‥‥‥貴様、先に死にたいようだな?」
「な、なに!?」
ドーマ王!!!ぴんぴんしてる!
「俺は毒の耐性がある、とさっきいわなかったか?それとも、聞こえてなかったのか?」
「……………はっ!!」
『おれは毒に体勢がある。こういうときの状況把握は俺の専門だ』
「それに俺はおまえと違って鍛え方が違う、つまり……………こんなものいたくもなんともねえって話だ………………」
ガァぁん!!剣を棄てた!
「血も、出てねえ………服を、刺したのか?おれは?布?布なのか?なのなのがああああい!?!おおおおおい!!!!!!!!」
「ちょうどいい、この地上に堕ちたはえどもの処理にいい。
おまえも、極刑だ。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴふたたびくもがかかる!
「ドーマ!まさかその技は!」
「死の雷」
雷を分散させ自在に操る高度の技だ!!
バゴゴオオオオオオーーン!!!
「わああああああああああああああああああああぁー!!!!!!!!!」
一般兵!死んだ!!!
「くそやろうがぁああ!!』
「なんだこの雷は!?」
「親玉はあいつってぁとこだな?てめーら!やつを討て!!あいつ一体だけでいい!ころしてしまえ!!!!」
ブオオオオオオオオオオオオ中級ザボーンが押し寄せる!!!
しかし兵は全員下級ザボーンの相手をしている!
「<うおおおおおおおおお!」
ガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキンガキン
「まさか上がいたとはな?ざっとみても100か」
「いや、200だ。」
「カッツォリネ…」
「背中合わせの戦いとは、なんねんぶりかな」
「は!言っていろ。過去を振り返る暇ないぞ!」
二人の共闘!始まる!!
「いけえええ!!!」
ブオオオオオオオオオオオオドバババババババババ!!
下級とは違う!威力も!武器も!戦力も!
手が銃になる、剣になる、斧になる、変形していく!
「はあああああああ!!!」
本気を出す二人!!
「俺様の雷をくらって立つものはいねえ!!!!」
ドゴオオオオオン!ドゴオオオオオン!!!
連発する!!
そして護衛するカッツォリネ!
「はぁ!ふん!!はあああ!!!!」
武闘派のカッツォリネ!
格闘だけでたたかう!
「ぬいああああああああ!!」
やられるザボーン!
しかし!めげない!
「再生しろ!やつを討て!!」
グニニニニニニニニに再生していく!
攻撃が嘘みたいに再生していく!そしてまた繰り返しの攻撃が始まる!ドバババババババババゴゴゴゴゴゴドゴオオオオオン!
「くそ、きりがねえな!こんな雑魚いつまで相手にするんだ!」
「奴らの戦闘能力が尽きるまでだ!まだ耐えられるよな!ドーマ!」
「なに言ってやがる!王とはなにかを背負って戦うもののことだぞ、あたりまえだろう!!!」
ドゴオオオオオン!
「しぶといやつらめ……」
「毒も訊かねえ、上級はまだこねえのか!」
「奴らのことだ、フケたにちがいない」
「くっそ~~こんな大にな戦争にサボりだと!?」
「どうする、疲弊するまで戦うか」
考えるジーサー!
「…………けっけっ、ああ、やつらが疲弊するまで再生させろ」
「再生も有限だぞ。こちらが先に尽きたらどうする」
「尽きるコタぁねえ!おれはこのためにある仕掛けをしておいた……」
「仕掛けだと?」
「毒ガスにドーパミン効果を仕込んだ。奴らの細胞が尽きるまでの100万年、絶対尽きることがねえって仕掛けだ。」
「つまり、絶対疲弊するのは向こうだというのか?」
「ああ。みてみろ、攻撃の威力が弱まりつつある。あいつらも無限じゃねーってことだ」
「…………………そうか。」
「さて、おれらもあいつらを倒すぞケケケケ!!!」
降りていく二人の上級ザボーン!
ゴゴゴゴゴゴ雷が弱まっていく!
「くそ…………これで1000回は再生したんじゃないのか」
「ああ、体に穴が空きはじめている……」
「なに!?カッツォリネおまえ!」
「カッカッか!!!!!ついについえたか!」
「なに!?!?!」
前にはジーサーが!そして!!
ぐしまあああ!!!!
「…………がはっ!!!」
「ドーマ!!!」
「はじめまして。国王ドーマ」
ドーマ!屈強のからだが貫かれた!腕に貫かれた!そう!
後ろには バルーザがいた!!!!!
ドーマぁァァァァああ!!!!