第七話「私の見た世界①」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド馬が進軍するドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「国境にはまだいないですね」
「気を抜くな、奴らはどこに潜めてるかわからん」
「……………」
ベローネ!へこむ!
そのとき、ベローネの目に写ったのは国境の門番のじーさんの
死体だった
「……………っ!!!!門番さん!!!!!!」
「な、おとなしくしろ!」
兵!めっちゃ困る!
「奴は死んでいる、ということはまだこの辺にいる可能性は高いな………」
そのとき!ビビュ!!!!
ばびゅん!!!!
矢がとんできた!!!
「………この矢は………!」
ベローネは気づいた!あのときと矢だと!!
「わわわ!?!なんだ!?」
「貴様、何者だ!!!!無許可でこの国境を越えることは許さんぞ!!!」
「番人だ!!まずい?!」
「撃てっ!!!!!」
隊長がこえをあげた!!
バビビビビューーン!!!!!!!
100発の矢が放たれた!
すると声がした!とても高い声だ
撃たれて悲鳴を上げたのだ
そして迫ってきた。奴はしぶとい!
「キャアエアアアアアアアアアアー!!!!」
姿は完全にカマキリのような化物だ!
「うわああああ!!」
兵が驚く!始めてみるその姿に腰を抜かした
「怯むな!奴を攻撃しろ!!!!!!!!」
隊長は勇敢だった
果敢に攻めることをひたすら繰り返していた
矢は放たれ続ける
「効かねえ!効かねえ!効かねえ!!!
イライラするんだよ………そんな温い攻撃ぁよ!!!!!!」
ズバァアァ!!
化物は攻めてきた!兵は20人殺された
赤く染まった血を舐めにやけた。
「………おいおいもう終わりかよ、だったら邪魔すんなよ…飯の時間をよぉ!」
そのときドーマ王は手を上げた。
「!?!」
「沈め」
空が曇っていく。晴天だった空を黒く塗り替えた。そして手を振り下ろしたとき
ドゴアアアアアアアアアアアアアアン!!
雷が化物を直撃した
そして化物は死んだ。
「………………っ!」
「行くぞ!!時間はないぞ」
「は、は!!!」
驚くベローネ、兵、そして隊長
20人もの死者がでる苦戦をしていた努力が嘘のように一瞬で仕留めた。
するとある兵は気づいた!
「隊長!………………」
それをきいた隊長は指示を出した
「全員、ガスマスクをつけろ!ここから先は危険だぞ!」
そして国境を抜けハーヴェストへついた
しかし、空気は毒でまみれていた!
「………っなんだこの重くて苦い空気は!」
「ドーマ王!ガスマスクはお付けにならないのですか!?」
ベローネは不思議に言葉を発した
そう、ドーマ王はガスマスクをしていない
「おれは毒に体勢がある。こういうときの状況把握は俺の専門だ」
「ドーマ様、この先かなりのガスが蔓延してると思われます。馬も倒れ、我々の体が変形するかもしれません…どうしましょう」
兵は危惧した。
ドーマは想定を越えるガスへの対応を指示した
びびる兵に対してドーマ王はこう言った。
「お前ら!いまこの毒に身の危険を感じたやつは馬を連れて国へかえれ。我がドーマ国の門を閉じろ!」
するとひびった兵は国境へ向かって走り出した
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「……半数減りましたね」
「よい、犠牲は少ない方がいい。」
ベローネはこれが王の姿だと改めて認識した。
すると隊長は提案を持ちかけた!
「ドーマ様!あなたの雷で目の前の毒を払うことはできないでしょうか」
「なに?」
「雷が堕ちるほんの一瞬、嵐が吹き荒れますよね?それを利用して前へ進めるよう振り払うことは、できるでしょうか!」
「おまえ……………俺に指示を出すとはいい度胸をしているな………」
ゴゴゴゴゴゴ後ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
王の威圧!それに負けんじと粘る隊長!
「…いいだろう。ただし国際問題になっても、おれはしらんぞ。」
「民家に当てる気!?!?」
雷の的を民家にしようとするドーマにたいしてベローネは怒った
「そんなことしたら人が住めなくなるどころか死んじゃうかもしれないでしょ!?」
「この状況でここの民が生きているとでも言うのか」
…………!
黙り込むベローネ
「それともなんだ、うってつけのところでもあるのか?」
「…………………ない」
「じゃいくぞ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ふりおろした!
ドゴアアアアアアアアアアアアアアン
そして風がブオオオオオオオオオオオオ
「見えた!!進めーーー!!!!!!!」
隊長!元気を出した!
うおおおおおおおおおおおおおおおお
80人の兵は走った!王もまた歩きだした
いまハーヴェストでの戦いが始まる
ハーヴェストへ到着!!!いま戦いへ!!