表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/18

森の散策

「う〜ん、良い朝」


 私は背伸びしてベッドから起きた、やっぱり朝日を浴びるのって気持ちいい。


 牢屋は地下にあったから朝昼晩の時間の感覚なんかなくて気持ちがドンドン落ち込んでいったから、太陽大事。


「今日はちょっと森の散歩をしましょうか」


 家を出て森を散策+食材探しに行く事にした。


「おっ、キノコ発見! でも、これって食べれるのかしら?」


 見た目は美味しそうだけど見極めが大事だから一旦保留。


 暫く歩くと水の音が聞こえてきた。


「もしかして川が流れているの?」


 水の音を頼りに歩いていくと小川を見つけた。


「魚が泳いでるわ、飲んでも大丈夫かしら?」


 両手ですくって飲んだ。


「美味しい! 冷たいし生き返るわ」


 魚も大きいしコレは道具があれば釣りも出来る。


 大事な食料源を確保出来たので楽しみが出来た。


 森の中を更に歩いていくと……、


「えっ、何かしらこの大きな木……」


 絶対に樹齢1000年は越えているだろう、と思われる大樹を発見した。


「もしかして、この森の主みたいな存在かしら……」


 多分そうかもしれない。


「森の主様、この森に住む事になったフローラと申します。迷惑はかけませんので住む事をお許しください」


 私は膝をついて両手を組んでお祈りを捧げた。


「ここは定期的に来た方が良いかもしれないわね、今度はお供物を持ってきましょう」


 そう決めて私はこの場を去った。


 この時は気づかなかったのだけど大樹は優しく光っていた。 


   

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ