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誰でもよかった

かれこれ宿屋に泊まって3日たった。採取クエストで薬草を取りりつつもパーティメンバーが来るのをソーマは待ち続けた


しかし誰もこない


ソーマは頑張った


もう誰でも良かった


宿屋のおばちゃんでも良かった

「あらやだねぇこんなおばさんと冒険したいだなんて。やっぱり私もまだまだ現役なのかね?」


ギルドの受付嬢でも良かった

「あらやだぁついにあたしと一緒になりたくなったのぉ?でもまだお仕事中だから駄目よ♡」


幼女神でも良かった

「うん?冒険者のパーティ?そんなの神たるわらわに無理に決まっておろうに……お主どうやってここに来た!?」


そんなわけで不貞腐れているソーマであった。


「こんなにも集まらないとは思わなかった」


そういえば採取クエストしてるうちにランクEになりました。やったね!

はい嬉しくないです採取クエスト何回かやっただけで上がるとか…最初のランクアップだしね?


あれから1度幼女神から手紙が届いた。


「パーティ集めるだけにここまで時間がかかってるのお主だけじゃよ?ニートに適性があるのぉ」


…ただの嫌がらせでした。


あの幼女許さん


復讐を誓った俺は仕事をしに冒険者ギルドに向かった。そこで依頼書を見ているとあのオネエ嬢からパーティに参加希望する人が現れたという報告を聞いた。明日の朝にギルドに顔をだしに来るらしい。


…自分で募集しといてなんだがあんな募集内容でよくも参加したいと思ったな


オネエ嬢のウインクを必死に避けながらも依頼書を提出する。なんだあのウインク。バチっと聞こえるぞ…


「もう、あなたは採取クエストばっかりね。討伐クエストも受けなさいよ。ゴブリンなんか丁度良いと思うわよ?」


「その為にパーティ募集してたんですよ!」


「ゴブリン相手に苦戦する気かしらこの子…」


だって怖いんだもの。見たことないけど


「そういえばあなたの出したパーティ募集申請が来てたわよ」


「おお!やっと来ましたか!」


待ちに待ったぞ!まだ見ぬ仲間よ!


「明日の昼にギルドに来るらしいからその時に顔合わせよ」


明日が楽しみだなぁ

なんかかぎりなく黒いに近い色の会社に応援に行って働かせられてます。


書く気力も起きないよ…

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