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冒険者の基本

『農務』『冒険者』『商人』『村人』『ニート』

まともなそうな戦闘職が『冒険者』しか見当たらない…。最後の『ニート』ってなんだよ!職業なのか!無職だろ…。とりあえず『冒険者』について聞いてみよう。


「すいません。『冒険者』ってどんな職業なんですか?」


「冒険者は基本職の一つだけど…まさか冒険者になるつもり?もし『冒険者』になるつもりならやめた方がいいわよ?不遇職の一つよ?」


くそ!やっぱりか!冒険者になりにきたのに冒険者人生そうそうに否定されたぞ!


「あの…これ……」


俺は自分なれる職業を伝えた。


「これは……酷いわね」


そんなにはっきり言う貴方も酷いです


「…これなら商人とか目指した方がいいんじゃないかしら?どう?」


「いえ…『冒険者』でお願いします…」


「そう?まぁ頑張ってレベルを上げれば転職もできるから頑張ってね♡あ、『ニート』になったら私が養ってあげてもいいわぁ。勿論 か ら だ で支払ってもらうけどね☆」


「本当冒険者でお願いします」

なんでこの人は俺をこんなに狙うのだろう…

きっと緊張している新人をほぐすために冗談で言ってるに違いない。


「じゃあ一つアドバイスよ。冒険者ならパーティを組むことが必須になってくるわ。パーティ募集したかったらこの紙に書いて提出してね」


渡された紙には名前、職業、コメント と書いてあった。職業書くのか…そりゃそうだよな。命を預けるパーティの募集だしな。職業『冒険者』の人と組む人いるのか…?

と思いながら紙に書いていく。


名前 ソーマ

職業 冒険者

コメント 固定でパーティを組める人募集しています。どんな方でも歓迎します!


こんなもんだろ。贅沢は言えないからな。


「あー宿屋っておすすめとかありますかね?出来れば安いところで」


「宿屋ね。そうね『富の宿』なんてどうしから?新人冒険者なら安くして貰えるわよ。最後にはいこれ」


そう言って受付嬢(?)からカードを渡された。


「それは冒険者カードよ。ステータスチェックや身分の証明書にもなるからなくなさいようにね?☆


「なるほど、ありがとうございます」


ウインクを決めてくる受付嬢(?)をあとにし、冒険者ギルドを出る。


そう言ってさっそうと冒険者ギルドを出る。


さーて次は宿探しかな?実はお金は多少はある。この世界に転移した時ポケットを探ると金貨が入っていた。

この世界での通貨はバリスと言う。価値は金貨は日本で言う10万円だ。下に銀貨や銅貨もあるそうだが基本的には銅貨や銀貨のやりくりになるらしい。無一文じゃなくて良かった。ありがとう幼女様。


異世界だけあって宿屋はいっぱいある。冒険者にとって宿屋=自分の家みたいなもんらしい。自分の家を持つ冒険者は少ないそうだ。

俺も明日から!家を買えるぐらい頑張ろう


あ、あれかな?富の宿は?


「すいませんー、部屋空いてますか?」


「はいはい部屋なら空いてるよ。」


出てきたのは恰幅の良いおばちゃんだった。


「これでとりあえず1週間お願いします」

と金貨を出す。


「あいよ。金貨なんて久しぶりに見たね。釣りを用意するのが大変だよ。朝飯はどうする?うちは夕食無料で朝飯有料だけど」


「あー、朝もお願いします」


「あいよ。部屋は上の7号室ね」


7番なんてラッキーな部屋番号じゃないか。


階段を上り7号室に入るとベットが机が置かれた簡易なコーディネートだった。


「さーて、とりあえず今日は寝よう……Zzz」


明日のことは明日考えよう。おやすみ……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「なんかあっさりした1日を過ごしとるのぉ」


何分仕事が忙しく考える時間もないもんで


「めたいわ!」

さよ朝見に行ったらしばらくモンモンして手がつかなかった件

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