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Fantastic Lovers  作者:
6/27

episode,6

さて、なかなかに面白い反応を見せてくれますね、この子は。

やっぱり葵にrank5を投与したのは正解だったようです。

私が作った小鳥型撮影機は優秀ですね。被験者5人をきちんと監視、観察して常時様子を送ってくれる。


では、他の被験者はと…。

あらあら、この3人は失敗ですねー。

こんな行動をとるとは…つまらない。

どうせならもっと有意義な行動とってほしかったです。


んー…?この子、なかなか楽しませてくれそうだし、この子はこのままにしましょうか。

でもまさか、こんな偶然があるとはね?

予想外のことは、ある程度起こった方が楽しいわ。



私、楽しいこと大好きですもの。



そうしたら、この失敗作3人は…このボタンを押す他ありませんね♪

このボタンは、"ファンタジア"の効果を打ち消す電波を送る装置を起動させるもの。

これを押せば、そのボタンに対応した"ファンタジア"の効果が切れる。

さて、切れたときの反応は…楽しませてくださいよ?



──ここは私の城…とは言っても道内のあるビルの一室。

私好みに改装して、たくさんの電子機器と実験道具を運び込み、自由に"ファンタジア"の研究をしてきました。できたのは合計5つ。rank1が1番最初にできたもので、質も悪い。

繰り返し作成して、より良質のものを目指しました。もちろん、効果もそれに合わせて増やしてね。

共通して現れる効果は既に放送させましたし、あとはrank4とrank5の観察に専念しましょ。


…あ、忘れるところだった。

rank1からrank3までは、もういらない。

つまらないものは、嫌いよ。




──じゃあ、お疲れ様♪


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