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エピソード002「遊園地デートに出かけよう!」

大地「ふぁ~.....はぁ.....平和だなぁ....」



のんびりと家でゴロゴロする大地

今日は休日....日頃トラブルに巻き込まれる彼にとって平和と言うのは一番大切な時間だ



大地「最近ずっとトラブルや事件に巻き込まれてたからなぁ....休日くらいゆっくり家でゴロゴロするのもいいなぁ」


亜夢「そうだねぇ~♪」




そしていつの間にか大地の家に入ってる亜夢




大地「.......どうやって入った」



もう驚かない大地は冷静に少し怒りながら言う



亜夢「ドアが開いてたよ?それに大地君のお母さんが遠慮なく入って入ってって....」



大地(......母さん......俺に休みはないと言ってるのか?)



母親とは息子に恋人が出来たらちょっかいを出す生き物だが....この二人が一緒に居るとトラブルが起こるのは事前に分かる

だからいくら母親でも距離を置かせるだろう....



だが大地の母親はそんな常識の通じる親ではない






大地「それで今日はどんなトラブルを持ってきたんだ?」



亜夢「私が好きで持ってきてる訳じゃないよ(笑)」


大地「お前が急に来たり何かをするときに必ずトラブルが来るのにか?」



亜夢「それは否定しない」



大地「しないんかい!!」


思わずツッコミをしてしまう大地...それを笑って見る亜夢



亜夢「あははは♪ナイスツッコミ♪」



大地「頼むから休日くらいゆっくりさせてくれ......(汗)」



そう大地が呟くといきなり立ち上がる亜夢、次に出る言葉は....




亜夢「遊園地に行こう!」



っと瞳を輝かせて言う....ここまではまだ普通だ



大地「.....言っていいか?」



大地が亜夢の服装を見たとたんに何かを言いたげな顔になった理由は....



亜夢「なーに?」


















大地「遊園地に行こうって言っといて何で服が水着なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」







大地の声が家の外まで聞こえたのは言うまでもない














亜夢「だって仕事を抜け出して来たんだもん」



大地「お前なぁ!!さっきまでコタツに入ってたから分からなかったけど何で水着なんだよ!!どういう仕事だよ!!」




大地はパニクっていた



亜夢「そろそろ夏だから夏のファションの写真集を撮ってる最中に逃げ出してから隠れて大地君の家に来たんだよ♪」



大地「本音は?」



亜夢「大地君に可愛い水着姿を見せたくって逃げ出しました!」



大地「なっ.....」



大地は一瞬固まってから後ろを向いた




亜夢「あれ?何時もならここで、ちゃんと仕事しろー!!って言うのに....どうしたの?」



亜夢は不思議そうに大地を見る





大地(俺の為に....仕事を抜け出してでも水着姿を見せにって.....か、可愛すぎるだろ...それに..)


大地は少し亜夢の方向を見る



大地(スタイルかなりいいし....胸も少しデカイし....はっ!?な、何を考えてんだ俺!///)



普段はかっこよくクールぽく決めてる大地でも年頃の男の子

ましてそれも彼女のを見るとちょっぴりスケベさんになってしまうのだ




大地「そういう事を言うなーーー!!!!俺だって健全な男の子だ!!///」



亜夢「だ、大地君?どうしたの?」



大地「な、何でもない!さっさと服を着替えろ!!///」



亜夢「はーい♪」



亜夢は持ってきてたと思われる服を持って隣の部屋に行った




大地「たくっ.....///」




不機嫌そうに座るが顔はもう少し見ててもよかったかなって言うような表情の大地だった


















亜夢「ねーねー!遊園地行こうよぉ~~~」




大地「休日くらいゆっくり休ませろ」



あれから五分...時刻は8時ぴったしだった

話し合いは続きどちらも一歩も引かない状態だった





亜夢「お~ね~が~い~!!」


大地の服の袖を引っ張ってお願いする亜夢

それをひたすら無視する大地



大地「表は寒いんだから勘弁してくれよ」



亜夢「むぅ.....」




亜夢がすねてると....


ガンッ!!!!


っと何者かが大地の後頭部を叩いた




大地の意識はここでいったん途切れる














大地「う.....ん.....?ここは.....」



亜夢「あっ....気がついた?」



気がつくと大地は車の中に居た



大地「......どういうことか説明してくれ亜夢....」


亜夢「えっと....急に大地のお母さんが来たと思ったらフライパンで大地の後頭部を叩いて....私ごと車に......」




大地母「だって前々前に進まないからお母さんが手伝ってあげようと思って♪」




大地の母は常識と言う常識を知らないので無茶ぶりばかりする



大地「......だいたい予想はしてたけど....フライパンって....」



大地母「だってそれくらいしないと気絶くらいしないでしょ?貴方の場合」



大地の体の丈夫さは母が一番知っている




大地「どこから見てた?」



大地母「えっと....亜夢ちゃんを家に入れてから大地が気絶するまで?」



大地「全部見てるんかい!!!」



この親子はボケとツッコミになってるのは読者の皆様もお気付きだろう




亜夢「まぁ、遊園地に行けるんだし怒らないでよ♪」


大地母「そうよ!デートくらいしなさい大地!」



二人がかりで大地を説得した後、二人は息の合う話を着くまでしていた






大地(なんでこうなるんだよ....(汗))



今日もまた亜夢に振り回される大地であった

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