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エピソード001「再び参上!!流星の番犬」

年明けから数ヵ月.....


進級や入学.....いろいろな事をする人も入れば自分の夢を追いかける人も居る....





そんな中、桜川中学では....








ある中学生が通学路を歩いていた。



大地「......平和だな.....」




彼の名は星野大地

数ヵ月前は誰にも心を開かなかった少年だ


彼は過去に父親を事故で失い人を信じる事をやめたが、ある一人の少女のお陰で人を信じ友達を誰よりも想う人間に成長した



大地「いろんな事が起きたのに最近は何も起こんなかったしなぁ.....」



そう.....彼がここまでの成長をとげたもっとものきっかけ....それは....



「大地君~♪」



大地「......やっぱり来たか(汗)」



後ろを振り返ると......一人の少女が走って大地に向かってくる...


「おっはよ~♪」


大地「また追われていたのか?亜夢」



彼女の名は影野亜夢


世界的大人気アイドルで彼を変えた直本人。


だが....彼女はとんでもない位のトラブルメーカーで大地がかかわってきた過去の事件は全て亜夢が中心.....いや、原因だ(詳しくは流星の番犬で)



亜夢「あははは.....朝からカメラを持った人が家の前に居たからね(笑)逃げて来ちゃった♪」



大地「......どうやら逃げ切れてないみたいだぞ?」


後ろを指差し少し苦笑いをして居る大地の見つめてる先には....


亜夢「えっ?そんな事は......ふぇぇぇぇ!?」



走って大地達の方に向かってくる集団....新聞記者に雑種記者....その他大勢だった



「待って下さ~~~~~い!!!」



「少しだけ!少しだけでいいんです!!インタビューを!!」



「亜夢ちゃ~~~~~ん!!俺と地平線の果てまで箸って行こぉぉぉぉぉ!!!」




一名だけ変なのが居たのは気にせず話を進めていきましょう



大地「少しはツッコメよ!」


亜夢「大地君?誰に言ってるの?」


大地「その内、亜夢にも分かるよ」



亜夢「?」



そんな事を言ってる場合ではなくこの場を何とかするには打開策は一つだけだった



大地「さて....逃げるぞ亜夢!!」



亜夢「う、うん....ちょっ!?大地君!?」



大地はいきなり亜夢をお姫様抱っこする


大地「しっかり捕まってろよ!」



大地は走って逃げる....そのスピードは車も抜きそうな位のスピードだ



亜夢「やっほぉぉ~♪もっとガンガン飛ばしちゃえぇ!♪」



大地「これ以上速く走ったらどうなるかな?強烈なGに当たって....」



亜夢「ごめんなさい!嘘です!このままのスピードをたもって下さい軍曹!!」



大地「誰が軍曹だ!!」



もう記者達が見えなくなってるのを知らずに学校に向かう二人だった











「はぁ...はぁ....な、なんだよあのガキ....」



「ちっ.....このまま逃がすかよ....」
















~桜川中学校~



『ここに新たな生徒と共に学びー』



桜川中学校では入学式をおこなっており大地達の姿もそこに居た。

前と違うと言えば.....



大地(去年は一年側に居たのに....もう俺も二年か....)



そう、去年は一年だった大地達も二年になり後輩が出来たのだ



亜夢(ふぁ~~.......眠いなぁ.....校長の話って何でこんなに長いんだろう?)



真面目に聞いている生徒も入れば聞いてない生徒も居る....


ちなみに校長の話が長いのは昔からである












亜夢「やっと終わったね♪」



大地「やっとって.....お前なぁ...」



入学式も終えて校門の前で話してる二人...そこに一年の女の子と男の子が大地の前に立った



「あ、あの....大地さん.....ですよね?」



大地「んっ?そうだけど....」



亜夢(はは~ん.....そう言う事か.....)



亜夢はすかさず逃げた




「ぼ、僕達、大地さんのファンなんです!」



「あ、握手してください!!」



いつの間にか大地の周りには数知れない大勢の一年が固まっていた



大地「ちょっ.....待てって....俺は帰らなきゃ行けないんだよ。なぁ?あ.....あれ!?亜夢どこに行った!?」



亜夢は遠くの方でニコッの笑いグッジョオブっとサインを送っていた



大地「おまっ!?こういう時だけ俺は見捨てるなぁ~~~!!!」





亜夢(困ってる大地君って可愛いからね♪こうやって遠くで見守っとく方がいいんだぁ~♪)



少しSぽい亜夢が発見されたのは前からなのかはほっといても良いだろう(笑)




「今だ!!」



亜夢「えっ......!?」



後ろから二人の男が亜夢を捕まえ車に無理矢理乗せた



亜夢「ちょっ!やめ.....大地君!!」




泣きそうな声で叫ぶが、その声は小さく大地には届かない程の声だった....



「よし!車を出せ!!」




亜夢を乗せた車は走ってどこかに走って行く......










「や、やったな!!これで亜夢ちゃんのスクープを取れるな!」



「あぁ!これで俺達も出世間違いなしだな!!」


二人の男は笑いながら車を動かす



「悪いな?でもちょっと面白い話とかネタを作ったらすぐに帰してやるからな?」



亜夢「......いくら何でもしちゃいけない事がありますよ....」



亜夢は睨み付けながら答える....



「はぁ?こうでもしてネタを掴まなきゃダメ何だよ!!ガキの分際でいい気に乗ってんじゃねーよ!!」



「おい....相手は金のネタを持ってるガキだぞ?ビビらすなよ」



「いいんだよ!話さなかったら少し刺激してやればすぐに謂うさ!!」



亜夢「......もし貴方達が私と素直に話したいと行ってくれれば素直にお話しをしますが....こんな悪党がするような事をしたら警察が動きますよ....」



「んな物がくる前に話は聞かせてもらうから関係ねーな!」


「それとも何か?お前さんを守るスーパーマンでもい......」



「どうしたんだ?」


途中で言うのをやめた男の顔は真っ青で何か悪い物を思い出したようだった











亜夢「......その人は思い出したようですね」




少し笑いながら亜夢は男を見つめる




「な、何をだよ!?」


亜夢「数ヵ月前.....どんな孤独でもたった一人で希望に変えてどんな不利な状態、相手でも諦めず誰かの笑顔の為に戦う一人の少年の事を知りませんか?」




タタタタタタタタタッと外から聞こえ、その音はどんどん大きくなってくる....



まるで何かが走って追いかけてくるような足跡だ



(あ、あり得る訳がない....そんな事があってたまるかよ!)


(スピードを50キロを超えてる車を走って追いかけれる訳がある訳が....)










亜夢「犬のような聴覚に嗅覚.....そして流星のように速く.....どんな野望や闇も孤独も打ち砕いて希望に変える犬少年......その名前は」





亜夢が言い終わると同時に車の上を一回転ジャンプで追い越して少し前にたった少年は青色のタンクトップに黒いジーパン....そして腕にブレスレットをはめて目をカッと開いた




大地「名は星野大地.....流星の番犬だ!!」



大地は車を片手で受け止めた




「う、嘘だろ!?」


「あわわわわわわわわわ!!!?」





男達は急いで車から出ると.....





大地「逃がすわけがないだろ!!」


ドカッれ!ゲシッ!!



一瞬にして二人のアゴにキックを食らわした



「あがっ!?」



「ふごっ!?」



二人は倒れて気絶をした....



亜夢も車から降りて大地の元にかけつける



亜夢「ありがとう♪大地君♪」



大地「よく覚えときな.....俺と仲間や友達....そして大切な人を傷つける奴は絶対に許さない....分かったな!」



亜夢をまたお姫様抱っこすると歩き出した大地



亜夢「ちょっ.....恥ずかしいんだけど....///」



大地「おまえはすぐにトラブルに巻き込まれるんだからよ.....こうやって俺がお前を捕まえて置けばトラブルから守れんだから...文句言うな//」



顔を少し赤らめて学校に戻ろうとする二人....警察がすぐに来て男達を連れていったのは言うまでもない












.........大地が男達を捕まえてた所をその場を見ていた人物が一人だけ居た....




「あれが流星の番犬......星野大地.....」




その人物は大地が去ると同時に消えた.....

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