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フェンサー ~とある青年の異世界剣豪物語~  作者: 七草 折紙
序章・ホープレスエンド編
8/16

序章・終 旅立ちの朝

 目が覚めた時には、星夜は小屋の布団で寝ていた。

 部屋の中は薄暗く、窓を覆う安物のカーテンの先には朧気な明るさが浮かび始めており、陽が登ろうとしていた。時刻は朝を迎えた頃だろう。

 壁一枚を隔てたリビングからは、扉の外縁をなぞるように光が漏れていた。


 星夜は馴染みの感覚――幻十郎の気配を心地よく身に受けながら、過去を振り返る。


 ――ここに来た初日みたいだな


 三年前の出来事が、星夜には遠い昔のように感じた。

 暁を倒したことで乗り越えた何かだったのか、この三年で成長した自分の精神がそうさせるのか、はたまた、これから待ち受ける変化を予感した感傷なのかもしれない。

 星夜はどこか達観した気持ちでいた。

 暁が消えたという事実がもたらす意味を、星夜は既に悟っていたのだ。


 今星夜は、愛着が深い声――安心感漂う幻十郎の低く渋い声を、未だ覚醒しない頭で無意識に求めていた。

 ここまで離れがたい程に情が湧いていたとは、と苦笑いを浮かべつつ、星夜は二度寝しようとする。


 ふいに扉が開いた。


 星夜は意識が途切れる寸前に、小さく軋む音で再び目覚める。

 幻十郎が星夜の目覚めを感知して入ってきたのだ。


 幻十郎は星夜の傍まで近づくと、囁くように問い掛けた。


「……何があったのじゃ? おおよその検討はつくが、儂が行った時にはお主が倒れておるだけじゃったからの……」

「王獣を……倒したよ」


 星夜は幻十郎の顔を見ずに、天井を見上げたまま、言葉を溜めて返答する。

 静かな会話が行き交った。


「そうか、やはり暁を……どうやら儂も成仏するときが来たようじゃな……」

「爺さん……」

「フォフォ、そんな顔をするでない。儂はゴースト、所詮、暁への未練が残した"幻"に過ぎんのじゃ」


 自分に覚悟を言い渡すかのように、幻十郎が一人納得する。

 返す言葉の出ない星夜に、幻十郎はいつも通り笑いかけた。


「最後にお主に渡す物がある。付いてきなさい」


 星夜は幻十郎に促され、寝室とは別の部屋――物置部屋に付いていく。

 様々な荷物が散乱する部屋の一角から、幻十郎が二つの武器を引っ張り出してきた。

 その二つの得物を幻十郎に手渡され、星夜が説明を求める。


「これは?」

「それが儂の刻印『ドウジキリ』じゃ。正式な銘は『童子切安綱』という。凄まじい切れ味を持ち、軽くて使いやすい刀じゃな」


 鞘に収まった刀を指して幻十郎が語る。見た目は赤みを帯びた柄巻が印象的で、星夜が抜いてみると、見事なまでの鉄の刀身――小乱れの刃文が輝いた。

 あまりの美しさに星夜が溜息を吐く。


「そしてこれはかつての儂の戦友が残した刻印、『七星剣』。使い方は知らんが投擲用の武器と聞いておる。名剣じゃぞ」


 次に紹介されたのは剥き出しの短剣で、こちらには鞘などなく、稲妻のようなギザギザの形状をしていた。

 内から溢れる剣気が只の短剣ではない、と星夜に訴えかける。


 星夜が受け取ったのを確認した幻十郎は、急くように話を進める。


「暁の剣をお主の刻印が吸い取ったといったのう。おそらく、刀剣の類の刻印であれば同じ事が起きるはずじゃ。お主の刻印の性質の一つじゃな」


 一呼吸を置いて、幻十郎が続ける。


「刻印の説明もしておこう。刻印とは魔法とは異なる具現化能力のことじゃ。

そのタイプは三種類――『憑依型』、『形成型』、そして『顕現型』じゃ。

この三つはそれぞれ刻印の発動条件が異なる。まずはこれを見極めることが大事じゃ。それが済んだら発動短縮の練習、要は慣れろというわけじゃが……」


 憑依型は現実の武器に刻印の力を上乗せする、単純な威力増幅――強化タイプである。

 生粋の戦士タイプの人間に重宝される刻印であった。


 形成型は大自然の恵みから刻印を作り出す、いわゆる属性魔法付加タイプ。

 対応する自然があればあるほど無限の魔力が供給されるので、魔剣士や魔導士の力を底上げし、逆に魔法が使えない人間も擬似的だが魔法が使えるようになる。


 顕現型は無から現実に刻印を投影する携帯に便利なタイプであり、暗殺や隠形に適していた。


 これらはあくまで刻印の基本、モノによってはさらに固有の特殊能力が付加されているものまで存在する。


「刻印には剣や槍などの武器だけでなく、機械や本など多種多様なタイプがあると聞いている。初代ギルドマスターの刻印は機械――通信機器だったそうじゃ」

「――! そうか! 例の、地球に情報をもたらしたっていう次元間超越通信!」

「そうじゃ、流石に魔法では次元の壁は超えられんからのう」


 幻十郎の話に星夜が食いついた。


 地球ではどうやって異世界から情報が届いたのかは、明らかにされていない。

 ブラックボックス的なその謎は、話し合いの末、魔法だろうという結論で括られた。常識を超えた現実は、全て魔法でカタが付けられたのである。

 かくいう星夜も、この世界――異世界に渡るまで「刻印」などという言葉は聞いたことがなかった。

 地球に伝えられたのはあくまで最低限の情報だけであった。


「お主が発動した刀は恐らくそれら全てに当て嵌らん……いや、全てに当て嵌るといったところか……第四のタイプ『自在型』、全ての発動が可能な代物じゃ。暁の持っておった『ダーインスレイヴ』もその一つじゃな」

「ダーインスレイヴ?」

「うむ、お主が降した黒い剣の名じゃ。闇系統の最上級武器じゃが、今のお主ではおそらく使いこなせん。まずは力の弱い武器から慣れていくことじゃ」

「うん、分かった」

「それと自在型は全てに当て嵌る故に、発動までの時間が極端に長いという欠点がある。使いどきを間違えるでないぞ」

「おう!」


 分かったのか分かってないのか、このタイミングで星夜から非常に元気な返事が出る。

 本当に理解したのか不安な幻十郎だったが、頭の隅にでも入れておけば大丈夫だろう、と都合のよい考えに至った。


 どんなものにも長所があれば短所もある。武器もそうだが、人もまた然り。それ故に支えあう仲間が必要になる。

 頭脳派タイプの仲間がいた方が良いな、と幻十郎は内心思わずにはいられなかった。

 それは今後、星夜の身の振り方次第である。


「次に、刻印にも階級が存在する」

「階級?」

「そうじゃ。大半は『通常級(ノーマル)』と呼ばれる位じゃが、その上には『幻影級(ファントム)』、さらに上には『幻想級(ファンタズム)』と呼ばれる危険な代物まである。上二つは、特徴として自在型が多いと言われておるな」


 そこで星夜はアカツキとの戦闘時に、似たフレーズを聞いたのを思い出す。

 黄金の刀を出した時にアカツキが口走ったフレーズ……


「そういえば、あの王獣も何か叫んでいたような……」

「ふむ、まさにダーインスレイヴがその幻想級なのじゃ。幻影級以上の刻印は元の世界でも名の知れた武器が多く、伝説級の物もある。それ故に当然代償がつきまとう」

「だ、代償……?」


 不穏な発言を聞いて、星夜が怯え出す。

 手足がもげたり、失明や寿命が短くなるなど、嫌なイメージばかりが浮かぶ。

 危険物はお引き取り頂きたい。星夜は切に願うのであった。


「そうじゃな、共通して言えるのはエネルギー消費が極端に高いため、発動可能時間が短いという弱点かの。さらに言えばインターバルが長く、一旦使用するとしばらくは使えん。まあ、間隔は自分で調べるんじゃな」

「むう、何か面倒くさいな……」

「フォフォ、慣れれば自然と意識するようになるから大丈夫じゃろ。問題は固有の対価の方じゃな。ダーインスレイヴの場合は徐々に心を蝕んでいく。くれぐれも気をつけるのじゃぞ」

「おいおい、そんなの使いたくないぞ」


 暁が骨だらけの王獣になったのもそのせいかもしれない。二の舞だけは踏みたくない。

 この時点で暁には申し訳ないが使うことはないだろう、と星夜は決意する。


「まあ、いざという時の奥の手として、多用は避けることじゃな。無闇やたらと使うでないぞ」

「あっ、思い出した! ……そういえば、"神の一振り(セイクリッド)"って言葉知ってる?」


 どうせ使わないから、と幻十郎の忠告をサックリとスルーして、星夜が声を荒げた。

 意味不明なワードを思い出したので、幻十郎に質問せずにはいられない。

 星夜の問い掛けに、幻十郎が何かを考える素振りを見せる。

 幻十郎は程なくして、ポツリと語り出した。


「……暁が言っておったのか……儂も良くは知らんが、幻想級すら従える特殊な刻印らしいのじゃ。まあ、いずれ分かるじゃろ。自分の刻印は、時がくれば自ずと分かるようになっておるからの」

「そうなのか? まっ、そういうことなら良いか」


 知らないものを問い詰めても仕方がない。

 基本、能天気なのか、星夜はあっさりと了承した。

 その姿を見て、幻十郎は星夜の将来が心配になった。


「コホンッ、それはさておき、これらの武器じゃが……ドウジキリと七星剣は両方共に幻影級の顕現型じゃ。そしてこっちは三年前に拾ったモノじゃが、『ブルーガード』に『エアスナイパー』。良くある形成型の短剣、通常級の刻印じゃな」


 先程貰った二つの刻印とは別に、さらに二つの武器が渡された。

 四つも持つと流石に嵩張る。両手が塞がり、星夜は困惑した。


「えーと、全部で四つか……」

「うむ。持ち歩くのは大変じゃが、お主の刀に吸収すれば楽じゃろう」

「そんなものかな? ……じゃあ、早速やってみますか!」


 さっそく黄金の刀を出すべく、気合いを入れる星夜だったが……


「こんな感じかな? あれ? こうかな?」


 一時間後、試行錯誤で奮闘した結果、漸く少しだけ発動させるに至った。

 星夜も疲労感が半端じゃない。出すだけで足元がふらつくのでは、実戦では使えないだろう。

 力が抜けて、星夜はガックリと膝をついた。


「はあッ、はあッ、やっと出た、か? 柄だけだが、問題ないだろ。しかし、しんどいな……とりあえず消えないうちに、こうやって……」


 全部の武器が吸い込まれ、程なくして黄金の刀の柄も消える。

 数秒間出しておいただけで疲弊が激しい。

 星夜は寝転がって、疲れを回復させようとする。


「ふうッ、早く慣れないとな……」

「むぅ、これは少しばかり不安じゃな。ここに憑依型はないが、刀……いや剣を一本持っていたほうがいいじゃろう」

「それなら王獣との戦闘で砕け散ったよ。ごめん……」


 三年前から愛用してきた剣はアカツキとの戦いで、無惨にも破壊されてしまった。

 今更ながらそれを思い出し、申し訳なさそうに幻十郎に謝る。


 星夜の謝罪に、幻十郎は心底愉快そうな顔で事実を告げた。


「フォフォフォ、あれは訓練用の特殊な剣でな。本来実戦向きではないし、壊したとしても気にはせんよ。もっと楽に戦える剣があるのじゃが……おお、あったあったこれじゃ」


 幻十郎が物置を物色して、全長が星夜の身長に近い――百七十七センチ程の巨大な剣を取り出した。横幅も通常の剣より広く、とてもじゃないが、星夜には持てそうもない代物だった。


「帝國製のグレートソードじゃ。本来ならば刀がいいのじゃが、ここにはなくてのう。刀と剣の戦い方は異なるのじゃが、まあ儂の剣術は刀術も織り交ぜてあるから問題ないじゃろ。今のお主は身体が自然と使い分けるようになっておる。あとは精進あるのみじゃ」


 星夜は試しに持ち上げてみるが……


「あれ? 軽い?」

「フォフォフォッ。剣を自在に扱える筋力を養うためにわざと重くしておったのじゃ。重心も日々変えたものをこっそりすり替えたりしておったからの。気付かんかったじゃろ?」

「気付かなかった……」


 予想以上に自分の力は増していたようだ。星夜は驚嘆すると同時に、改めて己の実力を確信した。

 試しに手の中で遊ぶように振り回すと、大きい割りには扱いやすかった。

 武器としては文句がない一品だ。


「あとは防具か。儂のお下がりしか無いが……軽い方が動きやすいじゃろ。蒼魔龍の皮鎧(ウルラ・リム)銀糸服(シルバー・クロース)……後は黒曜蝶の靴(ラミズ・ブーツ)か……それに防火マントじゃな。ほれ、持っていけ」


 ポイポイ放り投げるように星夜に渡されるそれらは、古いが未だ世間では値が張る一級品であった。

 幻十郎に急かされて、星夜はそそくさと着替えを済ます。最後に肩掛けにグレートソードをしまい、格好を整えた。


 着替え中、優しい目で星夜を見ていた幻十郎は、ついに来たかと、その言葉を口にする。


「では、これにて修行は終了じゃ。免許皆伝を授ける……お別れじゃな」

「爺さん……」


 幻十郎の身体が淡く輝いていた。タイムリミットが来たのだ。

 こみ上げる衝動に、星夜が歯を噛み締めて耐える。


 そんな辛気臭い空気を払拭するように、幻十郎が陽気な仕草でおどけた。


「なあに、いつまでもゴーストでいても仕方あるまい。可愛い女の子といちゃいちゃもできんしな」

「いくつだと思ってるんだよ、爺さん」

「フォフォフォ、お主の妹にも会ってみたかったが、まあいいじゃろ。達者でな」

「あッ……」



 大切な糸が途切れる刹那、星夜の口から未練がましい声が漏れる。



 幻十郎が光に包まれて消えていく。



 何か言わなくては……

 必死に言葉を探す最中、星夜が最後の挨拶を紡ぎ出す。



「あのッ! 色々とお世話になりましたッ! 師匠!」



 身体全体で深々と頭を下げる星夜。

 それを見て孫を見るかのような、慈愛の笑顔を浮かべたまま消えていく幻十郎。


 星夜の耳に「あの世で待っておるぞぉ~」とシリアスシーン台無しのセリフが聞こえてきたのは、渾身のギャグのつもりだったのだろうか。

 最後まで締まらない爺さんだ。だが憎めない。

 消える瞬間まで、星夜は幻十郎を見つめていた。



「さよなら……」



 泣き笑いの表情で星夜はポツリと呟く。



 やがて、弾けるように光が拡散し、星夜一人だけが小屋に残された。沈黙が訪れる。



 星夜は何もない天井を見上げて、しばらく目を瞑った。

 こみ上げる衝動に堪えつつ、様々な想いが頭を駆け巡る。



 不思議なもんだな。

 あのやかましい爺さんが居なくなっただけで、自分の居場所じゃないみたいだ。



 此処に来て色々あった。



 星夜の心に、三年の日々が目に浮かぶ。


 自分しか食べない変な食卓、爺さんの古臭いエロトーク、朝の死にそうな奇襲修行――アレは本気で死ぬと思ったな。

 後は、嫁姑のように小うるさい森での特訓、爺さんとの打ち合い……

 はは、稽古ばっかりだな……



 浮かんでくるのは苦笑い。変な爺さんだった。



 ありがとうな、爺さん。



 世界で生き残る力をくれた。これで進んでいける。



 俺、旅立つよ。



 気持ちの整理ができたのだろうか。星夜は閉じていた目を開け、心を切り替えて気合を入れた。

 たった三年だけど、この小屋は地球の家よりも愛着がある。

 それだけ濃い生活だったのかな、と不思議な感覚に襲われ、星夜の口元に笑みが浮かんだ。


 三年間過ごした小屋を見渡し目に焼き付けて、踏ん切りをつける。

 ここにもう食料は必要ないだろう。ありったけを詰め込んで出発する。



「……さて、行くか」



 静かに扉を開け、閉める。



 小屋を出てゆっくりと歩いて行く。



 今日は地球でいえば春の頃合いか。頬を撫でる優しい風が心地よい。燦々と照らされる太陽が快晴の空を訴えている。



 鳥の囀りが響いてきた。

 森はやけに静かだ。珍しく魔獣の咆哮が聞こえて来ない。星夜の出立を祝ってくれてでもいるのだろうか。



 数歩踏み出した所で振り返り、じっと小屋を見つめる。これが最後――

 溢れ出す感情を抑えつけ、再び歩き出す。確実に大地を踏みしめて去っていく。

 もう振り返らない。



「取り敢えず、どうにかして海を渡らないとな」



 かくして、異世界に来てたくましく成長した青年は、森の外を目指していく。

 静けさの訪れた朝の森には、木々の隙間から日の光が溢れ落ちていた。



[序章 完]


これにて序章は完結です。

次回は第壱章、大陸目指して海をさすらう男一匹。出会ったのは……




ちなみに以下は参考までに。


星夜の刻印一覧(タイプ:刀剣)


神の一振り(名前は不明) New!

 幻想級すら従える黄金に輝く白刀。

 【階級:不明】【発動方式:自在型】【属性:不明】


ダーインスレイヴ New!

 夜を思わせる漆黒の剣。

 【階級:幻想級】【発動方式:自在型】【属性:闇】


ドウジキリ(童子切安綱) New!

 斬れ味抜群の軽くて使いやすい刀。鞘付き。

 刀身は鉄――小乱れの刃文を持ち、赤みを帯びた柄巻が印象的。

 【階級:幻影級】【発動方式:顕現型】【属性:鋼】


七星剣 New!

 稲妻のような形をした短剣。投擲用の武器。

 【階級:幻影級】【発動方式:顕現型】【属性:星】


ブルーガード New!

 マインゴーシュ(ガード付きの短剣)形状をした短剣。

 【階級:通常級】【発動方式:形成型】【属性:水】


エアスナイパー New!

 スティレット(刺突用の短剣)形状をした短剣。

 【階級:通常級】【発動方式:形成型】【属性:風】


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