表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ 一回目  回帰


 世界がこんな風になってから何十年たっただろうか。

 今までの仲間たちはみんな俺のために死んでいった。

助けられなかった。俺には力があったはずなのに。


 仲間がいても意味がないと気づいた俺は、ずっと1人でここまできた。


 そして今、最後のクエストをクリアした。


 長かった。俺はただ自由に生きたかっただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう。


 すべてはあの日、突然として始まった。


 何気ないいつもの昼時、突如として空に現れた謎の島。それに人々が気が付いた頃。世界各地でモンスターが大量発生した。当然モンスターなどしらない人類は、対抗できずにいた。だけど人口の10分の1ほどの人が、モンスターたちに対抗する力を手に入れた。力を手にした者は戦い、力を持たざる者は逃げた。

 俺は力を持つもので、その中でも秀でて強かった。だから皆から称賛されたし、頼られたりもした。

けど、人間1人にできることは限られていて、全員を守り抜くことはできなかった。共に戦った者は途中でいなくなっていった。


 やり直せたら、もし、初めからやり直せたらいかにいいだろうか。


 《使用者の強い意志を感知。回帰する日付を選択してください》


 「選択だと、過去にもどれるというのか。やってみる価値はある。俺が戻るのはあの日だ。」


 《現在所持している能力を1つ回帰時に移行することが可能です。選択してください》


 「俺が持っていく能力、俺は多くのスキルを有しているが、能力と言っていたな。これだけはなければ困る。」


 《選択が完了しました。回帰します。揺れに注意してください》


 その警告が表示された直後に、激しい振動が起き、目の前が真っ暗になった。




ーーーーー



 目が覚めると俺はベッドの上で布団をかぶっていた。


 「まさか、本当に成功したのか。ここは、、当時の俺の部屋だ。」

 

 こんなものも持っていたな。と感傷に浸っていたがそんな時間はない。

時計を確認すると今の時刻は9時47分。モンスターが現れるのは13時ちょうどなので時間がない。


 急いでこの状況に適応しなければ、ウィンドウは出せるようだ。

 ステータスはウィンドウが出せるようになった時と同じのようだ。


 始まると武器が必要になる。そして序盤に必要になる武器は、今でも入手可能だ。


 「まず最初に向かうのは、寺だ!」

今回はプロローグということですごく短くなっていますが安心してください。次回からは普通になります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ