表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いちにちとして同じ日はないので  作者: みかん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

90/239

渡嘉敷の松

リュウキュウ松だろうか


街路樹として松が植えられていた


山をバスで登る道


私の地元の島では虫に食い荒らされた松の木が


木肌を見ないと松と分からない格好をしている


それに見慣れている


だから


緑の葉を豊潤に蓄えた松は逞しく


そして生態系の違いを認識し感慨深くなる


海と小高く盛り上がる山と灰色の空


今この時もこの島の生命の時間であることが嬉しい


その時間を覗き見ている


時間を共有し、渡嘉敷とともに在るこの瞬間に


心が震える


雨足が強まり霧が出てくる


切り離された山が一つ霧の中にポツンとある


何か思わせぶりな幻想的で禁忌的な


危ないだろう


だけどみてみたい


行きたい




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ