ゆり
花びらがミニスカートの百合と出会った
普通の百合をロングスカートとするとそんな感じ
花びらのまわりに白ストローの触角が4.5本ピロピロ
革新的だ スカートはロングだけじゃない
自分の中で今日が夏初日だ
肌感だけで季節を決めた
季節は緩やかに移動する水の状態変化
水だけの状態もあれば氷と水が入り混じったような
氷から水蒸気にひとっ飛びもする
今がどの季節かなんて誰も分からないかもしれない
どうして今を夏というの? 夏を感じてからでいい
「なんで夏に雪降るの?」
自然にとっちゃ知ったこっちゃない
降るから降るの
紫蘇のような重い赤色の葉を持つ植物が
黄色みの白い小さな花を咲かす
一つの茎から細い茎が伸び小さな花がぽこんぽこん
マラカスかアメリカンドックを思い出す
星の数が増えた
七夕に向けて天の使いたちがせっせと星をばら撒いて
いるのか
24時間前は一等星しかみえない
今日は街灯に打ち勝つ星の数が増えた
明日はもっと明後日はもっともっと
明々後日はもっともっともっと
明々々後日はもっと・・・
あぁ やめよう 100日後には夜がなくなる
夜があってそこに小さな光が点々としかないのが良い
息をかけたらなくなってしましそうだから良い
今のままがいい
今日もいちにちありがとう