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月夜




21時ごろ見かけた月が


22時には消えていた


不思議に思い首を回す


はるか下の方へ動いていた


なんと足の速い月よ


腰掛けやすそうなカーブ


内側の曲線に対し


背中がカーブに沿うように腰かけようか


カーブと垂直に座り足をぶらぶらさせようか


今日


住宅街の光に打ち勝つ星は


いなかった




彼らは案外逃げない


のんびりしている


橋の袂で見かけた彼らは


大人しく


のそのそと私に道を開けてくれた


飛んでいる所を見たことが無いので


何とも言えないが


今の所悪いものではなさそうだ


日が暮れた時間帯


コウモリたちと


夜の森の主人として君臨する


人を寄せ付けないコウモリが


森の生き物たちを守っているかのように


飛び回る

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