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朝雨

無意識に入り込む雨の音


暑さを和らげる


神々しい朝の光を受けこの世を燦然たる輝きで満たす


勢いのある雨粒は熱のある部分に向かって走る


熱を冷ましたと満足し水流となって地下へ向かう


仕事はおわったとばかりにゆるゆると



風を呼ばなかったのか 




水蒸気の粒が逃したはずの熱を包し幾万も浮遊する


体の表面がプラスとマイナスのように粒を引き寄せ


肌が呼吸困難に喘ぐ


恵みの雨に木は黒々と身体を湿らせる


むしっしとた空気の中に甘い香り


魅惑的な南国の雨よ

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