ビビリな自分
ビビリな自分
性質というものは相対的にしかわかり得ない
誰かと比べた時、誰かよりもビビリだと
誰かと比べた時、誰かよりは臆しないと
心配事があるとどうなるのか
結果が出るまでソワソワ落ち着かない
ずっと調べ物をする
埋まらない不安
それは私固有の行動だ
誰にそうしろと言われることなくやってしまう
そこに比べる誰かをA子として、
そのA子は昨日のA子と今日のA子では違う
だからA子よりもビビりだと言ってもどのくらいビビりなのかはその日、ましてやその瞬間瞬間で変わる
いわば基準が揺れ動くということ
はぁ
自分がビビりなのかそうでないのか
分からなくなってきた
その時自分がどんな行動を取ったのか、
それしか分からん
目の前のアカギは強い風に吹かれると枝折れる
それは弱いのか
考えてみると私の行動もそれと同じかもしれない
心配事が心に落ちると不安になって夜も眠れない
木は強風が吹くと枝が折れる
月桃が花開くと蜂が集まる
自然な流れだ
それらを強いだと弱いだの、強者だの弱いものだのビビりだのと分けるものはない
ただその行動があるだけ
大きい小さいも相対的なもので、それはそれである
何かと比べると大きい小さいがあって
で、比べるものも大抵毎日変化する
変化しない物差しは大きい小さいもなく
数字を出すだけよ
行動は変わらん
言われる言葉やカテゴライズが勝手につけられ
見なされる
あるのはただ行動だけだ