表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
194/235

金色のお玉杓子

門の近くにホームセンターで売っているような


底の浅く楕円形の鉢がある


鉢の周りは看守さんの趣味なのか


色とりどりの花が咲いている


鉢の中は水が張られハスの葉が浮かんでいた


隙間から水の中が見えた


何か動いている


お玉杓子が泳いでいた


尻尾を左右に振りながら移動する姿は愛らしい


きらりきらりとお玉と尻尾の間、


尻尾の付け根が光る


ん、よくよく見ると金色だった


そういう種類のカエルの子らしい


水底に生えた苔を食べる


息を吸いに水面に口を出す


ぽふぽふぽふ


三度小さく波打ったあと、


体勢を返して水底へ戻って行った





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ