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休息
朝太陽を体に浴びて
夕方日の入りを眺める
月星を愛でれば
そのいちにちは満足感に満たされる
鳥が交互に鳴きあい
朝露は白く光る
少し休もうとヤシの木の木陰に入る
幹が太くご長寿の木と見受けられる
皮が幾枚にもめくれ
幹の上部ら赤土のような色を
表面に見せている
外側に薄黄色の葉っぱ
内側にいくにつれて緑の大きな葉っぱがある
枯れ落ちた葉っぱを拾ってみると
思っていたよりも大きかった
葉先が散り散りになっていて
実物大はわからないが
お腹から頭の先までの長さはありそうだ
微風が葉先をゆらゆら動かす
こんな空間が贅沢だったりする