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黒い夜
梅の木が枝のみとなり
並木通りは枝を透かして
無骨なコンクリート作りの建物と
いつ終わるかわからない工事中の鉄骨が浮かび上がる
電灯に映される地面は白く、夜も昼もない
乾燥に割れた唇からホッと吐息が漏れる
空が珍しく黒い
雲のない夜だ
月はおらず星が瞬く
少し立ち止まると瞬く間に身震いし出す気温の中
多くの人が星を見ながら語らっていた
なんだかあたたかい夜に感じた
人が集まっているのを見てなのか
星の美しさに心が振動し熱が生まれてなのか
梅の木が枝のみとなり
並木通りは枝を透かして
無骨なコンクリート作りの建物と
いつ終わるかわからない工事中の鉄骨が浮かび上がる
電灯に映される地面は白く、夜も昼もない
乾燥に割れた唇からホッと吐息が漏れる
空が珍しく黒い
雲のない夜だ
月はおらず星が瞬く
少し立ち止まると瞬く間に身震いし出す気温の中
多くの人が星を見ながら語らっていた
なんだかあたたかい夜に感じた
人が集まっているのを見てなのか
星の美しさに心が振動し熱が生まれてなのか
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