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この手にあるものは
一緒に生きている
人と人が出会い別れるというように
木や花とも出会いと別れがある
私は植物、人間以外の生き物と人間よりも
多い数出会い別れている
目に見えるもの
目、耳、鼻、肌、口、体全体で取ら捉えられるものを
含めると毎日砂の数ほど
一期一会を繰り返す
この世は小さなつぶつぶが集まって
物の形をなし
粒の種類や並び方で色々なものがある
そう考えるとこの世の在り方に合う
と先代たちは考え見つけ出したのだ
自然科学と言われるもののおかげで
山は水は雲は葉は月は
占星術や神秘的な捉え方だけでなく
視点がひとつ増えた
科学的な見方だけが正解とかではなく
虹を美しいと思い、想いを託す人がいるように
幻想的な味方もあって良い
星が神の布陣と捉えることもあって良い
だろう