表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/235

森に座る

ガジュマルが枝を伸ばし


葉葉を我らに影という形で役立ててくれている


木の根に腰掛ける


雨の後には蚊が大量に漂っていた


かゆい


羽音


水面に小石を思いっきり投げ込まれ


波打つような


胸内の水辺


我を失いそうな荒ぶりが急に訪問してきた


なけなしの理性を引っ張ってきて


それを鎮める


アカギいとう木は大木とはまだ呼べないだろう


他にもまっすぐ直立した木


モミの木みたいにつるっとまっすぐな木


両手2つで幹を囲えられる木々が


間隔を空けて屹立していた


50年で成長度合いに相違ある


面白い


ガジュマルとアカギ


同じ時間の流れでこうも様相が異なるのか


植物の多様性


それぞれの在り方を見た気がした


同じ時間だろうが同じ環境だろうが


それぞれ違うのだ


そして、きっとそれで良いのだ、と思わせてくれた


素敵な植物たち










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ