第一話 またね
短いから隙間時間に読んでね
ごく普通の大学生酒井克、一応彼女はいる。
そう今日はその彼女とのデートなのだしかも彼女とは幼馴染なのだ!
鏡の前でカッコつけながら言うだがそんな俺にも欠点が一つだけある顔ではない!
そう鬼なのだ今日は節分鬼のコスプレをした奴らが外を出歩くだろうチビらないように頑張ろう鬼ごときでビビるんだーダッサ別れよなんて事にはなりたくないからかな
「おっともうこんな時間だ」
壁にかけてある時計を見て言う時間は8時半を過ぎていた
「ファァァァァ!」
彼女との集合は9時なのだしかも歩いて28分くらいはかかる
玄関の鍵を閉めて急いで集合場所まで走った
「お待たせごめん待った?はぁはぁ」
全力で走ったせいかセットした髪がぐちゃぐちゃになっていた
「全然待ってないよ今来たばっか」
普通は、この場面逆なのだがと自業自得なのに、心の中で克は思った
「じゃ行うか」
「うん」
僕の彼女はえぐいほどきゃわいい
「桜、今日の服も可愛いね」
「お口がうまいこと、うふふ」
事実なのだが今日の桜の服は白いレース姿に麦わら帽子まさにヒロインしかも今日はめっちゃくちゃ暑く桜から垂れた汗が‥いやこれ以上変な妄想をするのはやめておこう
幸い鬼とは遭遇しなかった
「もう夜か‥」
「そうだね」
手を繋ぎながら夜の道を歩いていた
その時、桜は気づいた
「あれなんか火あがってない?」
桜が不安そうな顔で言う
「誰か!助けてくれ娘が火の、中に!」
男が叫んでいた
桜は正義感が強かった桜は、走り出した火が出てるところへ僕はそんな彼女の手を掴んで言った
「行かないで」と
「あそこに人がいるだから行かなきゃ」
僕はすごくイヤな予感がしたイヤな予感がしたから彼女には行って欲しくなかったから僕は思い切った言葉を言った
「僕が代わりに行くよ」
「だから桜はここにいて」
「でも‥」
「必ず戻ってくるよ」
桜と強くハグをして、僕は火の元へ走って行った‥
それから克は焦げた状態で見つかった
火の中にいた女の子は無事であった
ここまで読んでくれてありがとう