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KingsRevenge 王への復讐  作者: 魔咲龍我
2/5

#2 望まぬ絆

両親が殺されてから8年の月日が流れた、俺は剣の稽古をしつつ魔獣狩りや日雇いの仕事をしながら両親を殺すように仕向けた王の情報を集めていた、だがこのままこんな生活を送っていても復讐する前に王宮の騎士達にやられると考え王都にある騎士を育成するための養成学園に入学することにした、この学校は卒業と同時に王宮の騎士団に入団させられる、無論騎士になるつもりは無いから学ぶことだけ学んで学園から逃げるつもりだ、だから学園では最低限以外誰とも親しくならないようにする、仲良くなったらもし戦うことになった時躊躇ってしまうかもしれないから、そして入学初日自分の教室で一人の女の子に声をかけられる「ねえ君この後みんなで実戦形式で剣の訓練をするんだけど来ない?」実戦形式の訓練はいい経験になりそうだがこういうやつと訓練すると訓練後に絶対に遊びに誘われて強制的に連れていかれると判断したため「興味無い、あんたらだけでやってくれ」そういい教室を後にした、そして学生寮の裏にある森に移動し練習用の木剣で剣技の訓練をした、そして門限の時間も忘れ訓練をしていると「こんな時間まで訓練してたら寮母の先生に怒られちゃうよ」教室で声をかけてきた女子が木剣を持って声をかけてきた「素振りで技を打つより人を相手にした方が練習になるんじゃない」そういうと木剣を構え打ち込んできたきた「あっぶねっ!?いきなり何すんだよ!」「本当の戦いなら合図なんてないから、君はその方がいいと思ってね」彼女は俺の思考を読み剣を打ち込んできたらしい「はぁ…めんどくさいけど…せっかくなら空いて頼むわ」その後彼女の手を借り数時間訓練に励んだ「礼は言わないからな」「礼には及ばないよ」そういうと手を差し出してきた「私アーシャって言うんだ、よろしくライト君」「名乗った覚えないんだけど」「生徒名簿には目を通してるからね」その後寮母の先生にみつかり自室に戻された「はぁ…初日からこれか……明日から関わらないようにしよ」と言いつつ3年生になるまでアーシャに絡まれ続けた、そして3年の冬3年の生徒達に王命で魔獣の討伐を命じられ2人1組で指定された区域に向かった「でお前が俺のペアって訳か」「他の子と連携なんて君できないでしょ」否定できないから黙り込んだ、するとイノシシ型の魔物「ペッカ」の群れが現れた「さぁきたよ、背中は任せるね」「任せるなよ、自分で守れ」お互い剣を抜きペッカの群れを斬り続けた「片付いたねぇ、ペッカのお肉も持って帰ろ、この子のお肉美味しいから」アーシャがペッカの肉を剥ぎ取っていると何かがアーシャの横を通り過ぎた「!?何今の!?」「今の感じ…もしかして…!?アーシャ伏せろ!?」そう言った瞬間アーシャは地に伏せた、その後ペッカの血をアーシャの真上に投げかけた、するとローブを着た何かの姿が現れた「こいつって確か地下迷宮しか居ないはずの「メジェド」!?なんでこんなところに!?」「とりあえずま逃げるぞ!?」アーシャの腕を掴み走って逃げるも土地を把握してないため崖際まで追い詰められた「悪ぃミスった」メジェドの攻撃をかわせず崖から落とされた、「んん……イテテ助かったみたいだな」枯葉がクッションになり一命は取り留めた「いったー…なんでメジェドがこんなところに…」「わからねぇ、でも今動くのは危険だ…ここで野営するぞ、ちょうど食料もあるしな」落ちた先には食べられるキノコが沢山生えていた「ペッカの肉もあるんだ、今からさっと調理するから待ってな」キノコと肉を素早く切り持っていた小鍋で煮込み始めた「よく調理器具なんて持ってたね」「万が一のことを考えて軽い調理器具と食料は持ってきたんだ、薬草も混ぜるから傷に効くはずだからとりあえず食べろ」食事を済ませ横になり体力を回復させるため休んだ「あのさ、なんでさっきメジェドに気づいたの?」「妙な風を感じてな、血なまぐさい風」「そっか…ペッカの血の匂いかと思った…あーこんなんじゃ立派な騎士にはなれそうにないなぁ」そう言った時ひとつ疑問が頭をよぎった「お前なんで騎士になりたいんだ?」「……力のない人を守りたいからかな…まだまだ未熟だけどさ」「……もし自分の従う王が理不尽な理由で力のない民を殺したとしたらお前はそれでも王に従うか?」自分の両親が殺されたことを隠しながらアーシャに聞くと「そんなの決まってるよ…もし従ってた王様がそんな人だったら迷わず首を斬るよ」「……それを聞いて安心したよ、夜が明けたら帰るぞ」そして夜が明け俺たちは寮に戻った、それから2週間後卒業試験が行われた、試験内容は剣術 魔術 知力の3つを試される、俺は全て平均点ギリギリでなんとか突破した「アーシャは……さすがだな」アーシャは全ての科目で1位を取り首席で卒業することが決まった「…あばよ…アーシャ」その夜俺は荷物をまとめ寮を抜け出した…もう学園で学ぶことは無いから学園から逃げ出した、校舎裏の壁に着くとそこにはアーシャが金属剣をもって俺の前に立ち塞がった「……やっぱり君は騎士になるつもりはなかったんだね」「……ああ、俺にはやるべき事があるから騎士になることは出来ない」そういうとアーシャは剣を投げ渡してきた「最後に勝負してよ…負けたらすぐ寮に戻って」曇りのない真っ直ぐな目でそう言った「…たく…そんな目で言われたら断れねえだろ」俺は剣を抜き構えた「3歩後ろに下がったら勝負開始だよ」1 2 3 2人同時に全力を込めた一撃を放った、すると







アーシャの剣が真っ二つに折れた「…負けちゃった」「悪いな、俺は行かせてもらう」「…次会うときは敵かもね…また会おうね」「……ああ」俺は壁を乗り越え学園から逃げ出すことができた「アーシャ…ありがとな……お世話になりました」学園に一礼し俺は走り出した…復讐を果たすために

to be continued

ご愛読ありがとうございます!魔咲龍我です!ライトとアーシャの2人のやり取りいかがだったでしょうか?僕的にはよく書けたんじゃないかな?って思ってます次回から本格的に復讐の準備が始まりますお楽しみに!!

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