第6話
まさか続くとは作者自身も思っていませんでした。
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次に俺が転生したのは中世風の町並みが見える丘だった。
今まで通りスライムとして転生している。
ただ今回はいつもと違うところがあった。
まずサイズだ。
サイズが今までとは比べ物にならないくらいデカイのだ。
実感だが体高はいつもの4~5倍。体積は100倍程度だろうか。
次にフォルムだ。
なんと手があるのだ。
と、ここまで言ってきて本当に自分がスライムに転生したのか自信がなくなってきた。
今の自分の体がスライムボディであるという確信はあるのだが。
いや、一切スライムである必要はないというかスライムは嫌なのだが……
そろそろ人間とまでは言わないがスライム以外に転生したい。
いや、やっぱ人間に戻りたい。
神様神様、どうか私をスライムj
「うお!でか!」
誰だよ俺のお祈りを邪魔するのは!
まあ冒険者だよな、きっと。
……魔法使いしかいねえなあのパーティー。
とか思ってたら
「あんなでかいジェムが町に行ったら大変だ!俺たちで倒すぞ!」
とか言って魔法連射してきた!
やばいやばいやばい!
くそ、でかくなってもやっぱ弱いのは弱いのか……
てか、スライムじゃなくてジェムだったのか……どおりで―
俺の意識はそこで途切れた。