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第3話
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目が覚めると俺は、スライムの群れの中にいた。
前の周回で、仲間を失った俺は凄く嬉しかった。
「なあ、ここってどんなところだ?」
回りのスライムたちに聞く。
が
「「「「「「「「「「「………………………………」」」」」」」」」」」
無視だった。
いや、みんな自我がなかった。
悲しい。
その時、声が聞こえた。
「うわ!スライムがいっぱいで壮観だな!」
声が聞こえた方を見る。
そこには、美人に抱えられたスライムが……
そちらに、スライムたちを押しのけ、行こうとする。
その時だった。
「そうそう、冷やして食べると美味いんですよね!」
「酢醤油だな。」
「いや、黒蜜だよ。」
俺は青くなった。(もともと青い)
「喰われる!」
俺は逃げ出した!
―そして聞き逃した。
「冗談だよな……?」
「冗談ですよ(笑)」
という会話を。
逃げ出した俺は、野良冒険者に狩られて死んだ。