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ある男が愛した女との話

作者: 尾崎豊love

 あるところに1人の男がいた

 その男は自分の理想像になるために頑張ってきた男であった


 元々その男はいじめられっ子で自分に自信が無く自分が嫌いだったがある時を境に自分が誇れる自分になりたい、周りにあいつスゲーなって言われたいと思うようになり本を読み人と会い理想像をより良い理想像にして前へと進んできたのだ


 この話はそんな男のある時期の彼女の話である



 ここでこの男の愛しているという言葉について少し世間と意味が違うかもしれないので表記しておく

 ここでの愛しているという言葉の意味は

 相手がより良い風になって欲しいと思っており、見返りは求めていない

 良くなってくれるのが男の幸せであるということである

 もちろん見返りがあると男はさらに嬉しいのは間違いないのだが

 というわけで出てくる女性は彼女である


 あくる日の4時頃


「やあ、元気かい?」

 男は女性に言う


「もちろん元気よ。じゃないとデートなんかに来ないわ」

 と女は苦笑する


「どこか行きたいところはある?」

 男は言う


「うーん、どこでも良いわ」


「なら漁港にしようかな〜。魚好きなんだよね」


「漁港ってなによ」女は笑う

「あ、そういえばあなたは魚が好きだったわね。でも今はやめてね」と微笑む


「もちろん冗談だよ。今日はカフェでもしないか?少し話したかったんだ」


「あら、そうだったのね。何の話かしら」


「それは着いてからのお楽しみってやつさ。じゃあ行こうか」



 〜個室の落ち着いたカフェに着いてから〜



 少し雑談をした後



「話は変わるけど前から思ってたんだけど君はエッチがめちゃくちゃ好きなんじゃないか?」


「唐突に何よ」女は苦笑する

「まあそうかもね」女はまた苦笑した


「うん、君はいつも見てる君よりエッチだと思うんだけどいつも隠してる気がするんだよね。ちょっと無理して、ね。そういうのを押さえつけて生きるって決めてるのかい?」


「はぁ、全くあなたは良くそんなにぐいぐい来れるわね」


「そんなに褒めないでくれよ」男は照れた振りをする


「そんなわけないじゃない」と女は少し笑う

「まあ確かに否定はしないわ。でも女のイメージってそう言うもんでしょ?常識だったから気づかなかったけど言われてみると確かにそうやって生きるって決めてるかもね」


「なんだ、そうだったのか。そうだったんだね」男は苦笑した

「女のイメージとか常識だからって生きてたら自分らしさの魅力が出て来なくなっちゃうよ。だから一回常識を取っ払ってどうするか考えてみたら?」


「でも常識はみんながそうしてるのよ。そんなに変える必要があるとは思えないわ」


「そうかい?もし考える必要がなくても一度取っ払うのは大切だよ。無くして考えれば偏見とかも無くなるし考えて常識に戻るのならその常識の良さがわかるしね」


「そういうものかしら…ちょっと考えてみるわね」


「うん、もちろん。じゃあ今日はもう帰る?」


「そんなわけないじゃない。考えるのは後でも出来るのよ。もう少し夜を楽しみましょう」


 イチャコラする




 しばらくして男は女が違う男といるところに遭遇した


「やあ、しばらくぶりだね、女」

 男は言う


「あら、久しぶりね」

 と女は言う


 男は違う男に初めましてと挨拶をして女に尋ねる

「どう言う人なんだい?」


「彼氏の内の1人よ」

 女は言う

「あなたに言うのを忘れていたけどあの時カフェで話したことを考えてみたら確かに私はエッチが好きなんだと思ってエッチが自分が自分であるために必要なものだと気づいたの」


「おいおい」男は苦笑と笑みが混ざった笑い方をした

「他に自分らしさってのは無かったのか。」男はさっきと似ているがさっきより笑みを少し強くした笑いをした


「たぶん今まで抑圧していたのもあるけどエッチをもっとしたいってのが偽りない自分の本音でそれが無いとロボットのようになってしまうと何故だか思ってしまったのよ。常識に囚われたロボットのような…あんまり上手くは言えないけど。」


「うーん、考えてから常識に戻るっていうのは自分で決めたってことなんだけどね…。わかってると思うけど。まあ、それが君の自分らしさってやつなんだね。」男は苦笑する

「でも君の自分らしさ、女の生きる道を見つけれてよかったよ」

「あ、一つだけ言うことがあるとすれば困った時はまた訪ねてくれ。君を愛しているから君が良い方に向かいたいなら僕は手伝うよ」男は真面目な顔で言う、ちょっとおちゃらけようとしたが無理だったようだ


「ありがとう、男」女は少し嬉しそうに照れながら言った


「あ、一つだけって言っときながらあれだけど別れるけどそれは許してね」男は少しの悲しみを隠しておちゃらけていう


「もちろんよ。あなたには彼氏の内の1人なんてものにしたくないから別れたかったのよ。」女は真面目な顔で言った。その後の表情は少し悲しそうな笑みだった


「じゃあ、またね」

 男は言う


「こんな私でも認めてくれるあなたが大好きよ。愛してる」



 男と女は彼氏彼女では無くなりましたがお互いに互いを愛しているのを確信しているはずだと思います。

 こんな関係を築けるようになりたいですね。

 別れが本当の意味での別れではないんです。

 なんか…良い


 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 次回作にご期待ください(未定


 最初の男の説明は男が他人にいじめられたこどがあるから、他人を愛すことの大事さを知ったのだと思います。


 この話を書こうと思ったのは

 エロ漫画見てて主人公が親友に少し女を寝取られたんだよね。最後は寝取り返したんだけど女が優柔不断すぎて

 でも男は最後自分の魅力を信じて突撃したので

 その女が流されてばっかで嫌だったんです。

 なので男が女を寝取られるが自分の魅力を信じて強く生きた男は結局もっと良い女性に好かれる。ってのを書こうと思ったんですがねぇ…


ちなみに今回の愛については本を参考にしてまして

エーリッヒ・フロムの愛するということ

という本でしてもし買うのでしたら2章の愛の理論は飛ばして読まれるといいでしょう、たぶん(理論はなかなか難しくて読み辛いので。

書きました。今度は噛みませんでした、成長ですね。見てくれてありがとう。あんまり批判しないでね。意見なら歓迎する、ます。

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