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俺には絶対に赤冬BADENDが合ってる。  作者: 珠扇 キリン
第二章 学校生活に青春なんて必要ない!
21/22

問8 この体育祭の勝敗は絶対にどうでも良い。

体育祭が始まった…

音楽が流れ、行進が始まる…

俺は行進が苦手なんだ…

毎回、皆と動きがずれる…


開会式が終わり、短距離走…

足が速い強者共しかいないんだけど!!

で…まぁ…予想通りの最下位だった…


その後、ダンスがあったのだが…

ダンス終了後に全く知らないない小学生の男子から

動き変だったっとダメだしされた…


リレー


放送係「位置について…よーい…」


ピストルの音がグランドに響きわたる

一番目に走るのは俺だった…

何とか2位の順位で次に繋げた


結果的に短距離走は紅組の勝利回数が多く…

リレーは紅組の圧勝だったが…

この後の綱引きでは白組に完敗した…

どうやら、白組にはパワー型が多く…

紅組にはスピード型が多いらしい…

そう言えば、思い出したのだが…

中学生徒で最後の運動会の総合練習の話なのだが…

小学生と中学生が運動会を一緒に行うので

一緒に練習を行っていたのだが…

その時も紅組で…説明をしていたのだが…

いや、俺が説明してた訳じゃないけどね!

政当が説明してたんだよ!…

その時、行進の列びのまま話していたのだが…

後ろから小学生の話を聞いて句美葉が

一番目後ろの方から政当に一言…


句美葉「聞こえないよ!!」


それなら集合させろや!!…とは思った…

白組は集合させて説明させていた…

句美葉は元々声が無駄にデカいんだし

お前が説明しろ!!…

他人を自分のLvに合わせさせようとするな!!

何が、小学生に列ぶの苦手な子がいるからだ!!

人の可能性を勝手に決めつけるなよ!!…と思った…

まぁ…そんな詰まらない事を思い出した

だけなのだが…

そしてあと、この体育祭の間が…

琉璃李といられる最後の時と言う事を

思い出しただけなんだけど…

この体育祭が終わったら琉璃李は

他の学校に転校するらしい…

そして、姉や妹達や弟も新しい部屋に行くらしい…

次の部屋は広くて5人で暮らせるらしいが…

俺は断った…姉弟全員で一緒に暮らすなんて

絶対無理だろ…俺のプライベートタイムが

無くなるからな…

まぁ…でも彼奴のいない学校にいる意味がない…

なので…転校することにしたんだ…

俺はすぐに諦める癖がある…

中学生徒の頃の運動会のダンス練習の時に先生が…


先生「真面目にやらんなら辞めろ!!」


そして俺はこう返した…


夜塁「わかりました…じゃあ、辞めます」


すると…


先生「なめてるのか!!」


とキレられた…


理不尽過ぎるだろ!!

そして、昼休みが終わり…

いろんな競技が終わり

そして…この体育祭のメイン競技である…

鉢巻き取り戦という競技…

ルールは簡単で男子限定の参加で…

鉢巻きを取られたら退場…

相手の組の大将の鉢巻きを取れば勝ちというもの…


放送係「スタート!!」


俺の特殊能力を見せてやろう…

俺はいつの間にか…特に高校から影が薄くなった…

なので、普通に歩いていってもバレない…

俺は影の薄さをコントロールできるからな…

大将を発見…もらった!!…


弧鑿「残念、気づいてたよ!」


夜塁「っ…」


白組大将、蒼紀 弧鑿はムードメーカーと言っても

過言ではない、ノリも良いがコイツには

双子の兄がいる、仲は悪いらしいが…

その兄と似て真面目な時は冷静になる…

俺は双子の見分けがつくが

先生達は眼鏡の色で判断する…

兄は元々は銀眼鏡だったが今は黒眼鏡で…

このみは青眼鏡で見分けてるらしい…

まぁ…どうでも良いが…


凰季「おらぁぁぁ!!」


弧鑿「囮だったか!!」


凰季「や…やられた…」


弱っ…だが助かったぜ!


弧鑿「しまった!…こっちが囮か!!…

いない?…どこだ、隠れてるのはわかってる!」


この競技ではグランドに

いろんな隠れる場所ものが配置される…

隠れるのは得意なんでな…二重の意味で…


夜塁「おいおい…凰季が囮なら

お前が気付いたときには…取られたぞ鉢巻き…

ただの偶然だよ…」


弧鑿「声の位置で場所がバレバレだぞ!」


この競技には明確なルールがアレしか無い…

そして、この競技は反則をする奴が多いのだ…


弧鑿「あれっ?!…いっ…いない!…

ボイスレコーダー、これで声を…

と言う事は夜塁はまだどこかに!…

本当は全部計画通り…なわけないよな…

彼奴はそんな計画をたてるような奴じゃない…」


そして、この競技にはメガホンが使用される…

ただし、メガホンは自分達の組と相手の組に

一個づつだ…それを使って相手の組の侵入を

伝えたりもできるのだが…

敵の組のメガホンを使用してはいけない…

何ていうルールは無い!!


夜塁「敵だ!!大将の周りに敵がいる!!

皆、来てくれ!!」


まぁ…こんなもんか…

残念がら俺の声を知っている連中もいるが…

殆んどの生徒は俺の声…というか俺の事も知らない…

忘れてる奴だって多いからな…

そんな大人数を止めるのは不可能だろう…


夜塁「最初から、囮なんていなかったんだよ…」


弧鑿「少し甘く見すぎたな…」


白組が流れ込んでくる…

すると隙が生まれる…

後ろを向いたり…油断している奴を退場させ…

ちょうど良いくらいの人数の白組が流れ込んでくる…

恐らく、残る奴もいるからな…

ほら、計画通りにいった…


弧鑿「っ…どこにいったんだ、夜塁の奴は…」


今度こそ…


弧鑿「もらった…とか思ったか?」


夜塁「ふっ…」


弧鑿「えっ…鉢巻きが!!」


辰巳「残念だったな…弧鑿、俺達の勝ちだ!!」


弧鑿「辰!」


そう…蒼紀 弧鑿の兄、蒼紀 辰巳…

そして、ちなみに紅組大将は葉叢 政当でした…

結果的に紅組が勝った…

負けると思ってたんだが…

勝つと、なんてゆうか嬉しいもんだな…


赤冬は永遠に続く。

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