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俺には絶対に赤冬BADENDが合ってる。  作者: 珠扇 キリン
第二章 学校生活に青春なんて必要ない!
19/22

問6 俺は絶対に出会う事の無い混沌世界に迷い混んでしまったようだ。

俺が理想や自信満々な想像をすると…

大体、物事がうまくいかない

例えば…これってハーレム展開じゃないか?…

生憎、俺は純愛派だが…

まぁ…つまり、こうゆうことだ

なぜか知らんが俺の部屋では裁判が行われている


梨姫「これより…

被告人、窮壌 夜塁の緊急裁判を執り行う」


木槌は日本の裁判では使わねぇよ…


泉「被告人、これ等の女性とは

どの様なご関係で?」


彼氏、お前もノリノリじゃねぇか!


夜塁「ただの従姉妹だけど…」


泉「これ等の女性との交際

浮気をおこなっていませんか?」


夜塁「しねぇよ、そんなクズみたいな事…

まぁ…クズだけど…」


梨姫「被告人は確かにクズですが…

被告人に彼女はいませんし出来ません

というか、被告人に恋愛的に

好意を向けている人間がこの世にいません!

というか、オープンオタクでコミュ症

隠れ人見知りで自称S+Mの変態ドM野郎です!」


夜塁「確かに、クズなのは認めるけど…

俺はドMじゃねぇし、どちらかといったら

Sの分類だし…てか、お前は裁判官だろ!」


凰季「羨ましい!!」


ここにドMがいた


梨姫「私、自分の事をSって言う人…

生理的に無理!」


凰季「ドMはですか!?」


梨姫「無理!」


凰季「ありがとうございます!!」


夜塁「うわぁ…」


泉「君、面白い人だね!友達になろう!」


どこがだよ!


蝶菜津「私、証言して良いですか!」


梨姫「良いですよ」


蝶菜津「私は夜塁の従姉妹です…

そして、夜塁はクズじゃないです!

とっても優しい性格です!」


蝶菜津…


梨姫「でも…本人が自分はクズだって言って…」


夜塁「訂正!訂正!俺はクズじゃない!」


類花「俺も証言して良いですか?」


梨姫「良いですよ」


類花「夜塁はとても良い奴ですよ」


そのフォローみたいなの辞めて!


梨姫「それだけですか…

じゃあ、そろそろ刑の実行に…」


夜塁「ちょと待ったぁ!

何でいきなり刑が実行されそうになってんの!」


梨姫「分かりました…

もう少しだけ証言を聞きましょう」


天乃「小学校以来だから分かりません」


何で証言したんだよ…


凰季「夜塁は最低な奴です!

親友の俺にこんな可愛子ちゃん達の

話をしないなんて…

このリア充が!爆発しろ!…

御願いです!紹介してください!!」


夜塁「お前…帰れよ…」


凰季「ひどい!!」


琉璃李「私は夜塁の幼馴染みです…

夜塁はとても優しくて料理が上手です!

あと毎日、夜に一緒に遊んでます!」


泉「決定的な証言ですね!」


梨姫「これは有罪ですね…では、それでは…」


夜塁「ちょっと待て!それはネト…」


凰季「羨ましい!このリア充め!爆発しろ!」


夜塁「誤解だ!琉璃李、違うよな!」


琉璃李「句美葉ちゃんや

政当くんや汀くんとも…」


泉「複数!というか男!

しかも…さっきネト…」


夜塁「違うってば!それはネト…」


皆「そういう趣味が……」


夜塁「違うって言ってんだろ!ネ・ト・ゲ!…

ネットのゲームの事だよ!」


梨姫「判決を言い渡す…

被告人、窮壌 夜塁は無罪!」


もう帰りたい…


類花「夜塁の無罪放免を祝って…乾杯!」


皆「乾杯!」


何故だろうか?…皆といても…

一人でいる感じがする…

まるで、この世界に独りぼっちの様な…

赤冬は永遠に続く。


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