6/15
6
ここはアルバートの隠れアジト。
「ところでこの話、この後どうなんだっけ」
「ウェイグナーの能力が組織に狙われてルミナの力が暴走して国を敵に回す」
「oh……すげえ中二展開」
「事実中二(執筆当時)だからな!!!」
「で、その続きは」
「ない」
「は」
「だから、未完」
「…………はぁぁぁぁっ!!?何ソレ、じゃあ俺たちどうなんの!?えっ未完って!?俺たちの人生も終わる訳!!?何とかしろよ刻代 司!!!!!」
「ペンネームで呼ぶな馬鹿ヤロー!!!」
「………あの」
やべ、聞かれたーーー!?
「アルバート君に会いたいって、人が」
「えっ誰?美女?胸でかい??」
「死ねよ吉田」
「黙ってろ刻代司」
「男なんだけど」
「おとこかぁ」
「銃を突きつけて」
「銃かぁ」
「銃」
………!!?
「絶賛ウェイグナー君、を出せってボク脅されてて」
「うぉいそれを先に言えよ!!」
「言ったら殺されるから!ボクの背中に銃当たってんの!!」