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「てっめクソ兄貴!!!よくも俺の小説を」
「おーなんかスマホ鳴ってっけど」
「話逸らしたな兄貴、チッ吉田か」
「舌打ちすんなよ(笑)」
・・・あれ、俺、寝てたんだよな。
何で兄貴が小説いじったとか思ったんだろ。
<どもー吉田でっす★飲もうぜーお前のオゴリで!>
「ふざけんな馬鹿、っと(タップ)」
<金ないんだよおおおおおおお(; ・`д・´)>
「知るかハゲ」
<ハゲてねえええええええよおおおお(*''ω''*)>
文面でもムカつく。兄貴と吉田ってなんか似てる。
「なー弟」
「なんだクソ」
「兄貴つけろよなんだよクソって!!お前なんかもっかい飛ばしちゃうわよ」
「どこに?」
「あー何でもない忘れろ」
「は???」
兄貴が意味不なことを言うのは今に始まったことではない。
頭がいいのと説明が上手なのは別なんだな、と思う。
「行くのか、吉田んとこ」
「むしゃくしゃすっから八つ当たりしてくる」
「アルバートとレオナっていいコンビだよな」
「はぁ??俺の小説読んだの!?クソクソ兄貴」
「いいじゃんお前の小説、面白かったよ」
「きめー」
俺が小説を書き換えられてることに気づいたのは、それから数か月後。
ーおわりー




