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俺より酷い文才の持ち主。それは兄だ。
クソムカつくクソムカつく吉田よりムカつくーー!!
「俺がいなくなったからって好き勝手改ざんしやがってあのアホ野郎!!」
「何!?イケメンで天才でモテモテのあの作者兄!?」
「うっわマジうぜーキャラに言わせてるし」
「おっ何々ー?なんか人増えてない!?」
「アランを出せ」
「アランを寄越せ」
「プッププクーツ・ツ・ツポゥッ、ポゥッ(ボイパ)」
「うっわうざっ!何ヴェイグナーの次はアランなの?ネイキッドなんちゃら??」
「ボイパうぜえ違うんだレオナ」
その時、世界が絶体絶命におちいった
「お兄さんー漢字!漢字!」
「やばい!古のフルムーンが……封印を!!我は満月の魔術師ルミナ!!
「どうした中二病再発したか刻代!?」
「違う!キャラが勝手に!!こ、この力で……皆を幸せに!したかった……
(弟のように。弟は人を笑わせる天才だった。あいつの小説はいつも人を笑顔にする。俺にはそんな芸当は出来なかったが、せめてあいつが居なくなった後でも、皆を楽しませるものであってほしいと、筆を取る)
ーーー兄貴。
「……俺はサイバーパンクものを目指してて決して笑いを取りに行った訳じゃねんだよ」
「ぶはッ」
吉田に回し蹴りしておく。




