表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/139

第3話/中二病って言うな!


「意外だね。自己紹介の時『俺に関わるな』とか言ってた癖に、会ったらちゃんと挨拶してくれるんだ」


 おいおい……今まで俺をそんな目で見て来たのかよ……。


 でも確かに、桃瀬の件があってから他人と関わるようになったかもしれない。


 あと、お前を友達にした覚えはない。


「護るべきものは一つしか無いけど護る方法は一つじゃない、俺も考え方を変えたんだ」


「よくわからないけど中二病は治ったっぽいね」


 無神経な、あまりに無神経な発言に俺は自分を抑えられず、疾風宮にコブラツイストを極めた。


「だ〜か〜ら〜、俺は中二病じゃないって言ってんだろ!そんな絶望的な記憶力だからお前は勉強が出来ないんだよコノヤロー」


「グハッ、や、やめて……あ、ああ、死……」


 顔から血の気がひいていく。これ以上やると死にそうなので仕方なく解放する。


「狼月君だっけ。私は空間管理局の黒岩と言う者だが君にも私の話を聞いて欲しい」



 俺は「黒岩」を見た。コイツ、人間じゃない。姿形は似せてあるが、中身は怪物だ。だがそれが何故こんな喫茶店に?


 ヤバい予感がしたので俺も疾風宮と一緒に話を聞く事にした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ